【蟹座満月】今までと同じでは通用しない.どう刷新する?

こんにちは

今日は時間が過ぎてしまいましたが

蟹座満月のお話です。

 

 

目次

蟹座満月

 

 

2020年12月30日12:28

太陽・山羊座8.88度、月・蟹座8.88度

太陽と月が180度オポジションで

蟹座満月でした。

 

激動だった2020年、

最後の満月であるこの蟹座満月では

何を伝えているのでしょうか

 

ASCを挟む火星と天王星

まずこのホロスコープで目をひくのが

ASCを挟んでいる火星と天王星です。

 

 

(黄色の丸)

火星と天王星がそれぞれ

ASCとゆるく重なっているのですが、

 

火星と天王星のちょうど真ん中にASCがあります。

 

ASCは今この時の状況を表す場所であり、

個人で言うならば、

その人が生まれたばかりの素の状態を表す場所です。

 

そのASCを挟む火星と天王星。

 

火星はやる気やエネルギーを表す一方で

トラブルやアクシデント、事故や暴力などを表します。

 

天王星は、変化の星。

それも物事が突然ひっくり返るような

突然の出来事や、

革命、改革などを表します。

 

ASCを挟む火星と天王星。

 

危険な方に働くと、

突発的な事故や事件や災害など

何か良くない事が起こりそうな配置でもあります。

 

でもこの天王星は、

満月である太陽と月のオポジション(180度)を調停してくれる

よい位置にいるんですね。

 

つまりはこの天王星は、よい意味での変化・改革・刷新に使えそうです

 

火星と天王星を使う

太陽と月のオポジション

(ピンクの線)

 

180度オポジションは緊張や対立の意味がありますが

その緊張を和らげる役割をしているのが

「調停」と言われる位置にいる天体です。

 

太陽と月に対して

天王星が調停の天体になっているのですが、

 

太陽と天王星は120度トライン

月と天王星は60度セクスタイルです。

(緑色の線)

 

この満月である太陽と月は、

それぞれ、

 

太陽は5ハウスと関係して、9ハウスに入っています。

 

太陽は行動や意志、生き方、人生観を意味する天体です。

5ハウスは自己表現のハウス。

自分らしさや、楽しみや喜びを意味します。

 

9ハウスは向上心や高みを目指すハウスで

外国など今いる位置より遠い場所、

もっと遠い先の事、

高度な学習や高い精神性を意味します。

 

この太陽は、

自分らしさを表現して人生の喜びを感じていますし

もっと遠くへ、もっと先へと

向上心をもって今よりももっと高いレベルを目指していて

 

とても前向きな太陽です。

 

一方、月は

4ハウスと関係していて、3ハウスに入っています。

 

月は心や日常生活、家族や心の拠り所を意味します。

 

4ハウスも月と同じく家族や居場所、自分の拠点を意味します。

3ハウスはコミュニケーションであったり、伝達すること

行ったり来たりの人の往来を意味します。

 

月である心は、自分の居場所、家庭に心を置きながら

でも伝達したい、

行ったり来たり行き交う事を望んでいます。

 

太陽である行動は、

前向きにもっと遠くへ行動したい。

アクションを起こしたい。

それも自分らしく。

 

月である日常は、

実際には今は遠くには行けない。

行ったり来たりの往来を望んでいるけれど

心は近い場所にある。

 

家族や今いる場所に留まっている。

 

遠い世界を見ている太陽と

身近な拠点を見ている月

 

その両方によい力を与えてくれているのが

天王星です。

 

天王星は革命・改革・刷新の天体です。

天王星は11ハウスに関係し、1ハウスに入っています。

 

また天王星はこの前、木星と土星がグレートコンジャンクションした

水瓶座の支配星でもあります。

 

【風の時代】と騒がれていますが

その風の時代に大きく関わっている天体

 

そして11ハウスも天王星と同じような意味をもった場所です。

 

11ハウスには希望や理想の意味もあり

まさに新しい時代への希望にむかって

今ここで大きな刷新が起きそうな、

 

そんな天王星。

 

天王星が入っている場所は1ハウス。

1ハウスは自分自身を表す場所。

 

生まれたまんまの素の状態の自分。

 

自分自身を根っこから刷新していくことが

今この時、求められているのかもしれない。

 

何か、突発的な変化が起きたとしても

恐れるのではなく、

 

その変化にのって、変わってしまえ、

それが今のこの時期を乗り切る力になってくれるのかもしれません。

 

そこにあと押しするような火星。

火星はうまく使えば、やる気というパワーになります。

 

火星は12ハウスに入っていますから

自分の深いところから

潜在意識から湧き上がるやる気を

今この時、逃さずキャッチして

 

刷新のパワーに変えたいところです。

 

同じやり方では通用しない世の中に

今、うまくいっていない事はなんでしょう?

今、つまづいていることはなんでしょう?

 

全てを【風の時代】のせいと

ひとくくりにするのは好きじゃありません。

 

そして【風の時代】だからと

なんでもうまくいくように言うのも好きじゃありません。

 

でもあきらかに、流れが変わったと

私自身は体感として感じます。

 

今までと同じじゃ、通用しない。

そう、すごく感じます。

 

だからこその、

ASCを挟む火星と天王星。

 

火星のパワーと

天王星の刷新力。

 

これをいかに自分自身に活かせるか。

 

変わらなきゃいけないところ、

もしかしたら強制的な変化の力が働いて

変わらざるを得ない人もいるかもしれない。

 

いずれにせよ、

今まで通りではうまくいかない世の中なのであれば

 

今までとは違う視点を持たないといけない。

 

天王星は、「ハッキリ見る」ことを意味する天体です。

闇雲に変わるのではなく、

 

何を変えるのか、

現状をハッキリ見て、

 

変えていくことが大切です。

 

太陽の示す、

自分らしさ、

向上心、高い精神性

 

月が示す、

自分の居場所、家族

そしてこんな時代のコミュニケーションとは

人が行きかう往来とは?

 

そんなあたりを自分の中で

ハッキリとみて、

 

自分はこの先、どうしたらいいのか

どう自分自身を刷新していくのか

 

そんなことを考える満月のようです。

 

昨日の月です。

とても強い光でした。

 

この月にもパワーをもらって

このお正月

自分の中でどう変えて

どう2021年を生きるのか考えてみたいと思います。

 

蟹座満月の星読みでした!

読んでいただいてありがとうございました。

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