【山羊座上弦の月】深いところから変容させる為の習慣化

こんばんは。

今日は時間は過ぎてしまいましたが、

山羊座上弦の月のお話です。

 

 

 

 

目次

山羊座上弦の月

 

 

2020年9月24日10:55

太陽・天秤座1.48度、月・山羊座1.48度で

山羊座上弦の月です。

 

上弦の月は、新月から満月にむかって

月が満ちていく途中の半月。

 

9/17乙女座新月から、

9/22の秋分があり、

10/2の牡羊座満月に向かっていく途中の

今回の山羊座上弦の月。

 

秋分から2日後。

秋分のエネルギーが残っている中での今回の上弦の月は

何を伝えているのでしょうか。

 

MCと180度の海王星、そして厳しい10月

まず目につくのがMCと真反対180度にいる海王星。

 

MCはホロスコープの頂点にある黄色の丸、

 

その反対側、ホロスコープの下の方にある、

黄色と水色の丸が海王星です。

 

MCは社会や仕事を表します。

 

その社会と真反対の位置にいる海王星は、

MCと海王星が対立し合っている緊張状態であることを示しています。

 

海王星は今までの星読みの中にもよく出てくる天体ですが、

いろいろな意味があります。

 

「海」とつくだけに、海や水との関係も深いです。

台風シーズンであるこの時期であれば、

洪水などの水の被害も連想してしまいます。

 

社会と真反対にいるのはちょっと心配な位置です。

 

ちなみに次の牡羊座満月では(10/2)

MCの真反対には土星・冥王星・木星が来ますので、

 

これまた社会にストップや破壊をもたらすような心配がありますし、

 

その次の蟹座下弦の月では(10/10)

再び、海王星がMCの真反対にきます。

かなりタイトに180度なので、この頃も心配です。

 

その先もまた、いろいろと厳しいホロスコープが続いていて

10月はなかなか大変そうなんですが、

大丈夫でしょうか・・

 

MCと180度の海王星はグランドクロスを形成

始まりから身も蓋もない言いようですが、

この海王星はグランドクロスを形成しています。

MCと海王星が180度オポジション。

そしてそのMCと海王星に90度スクエアなのが、

ドラゴンヘッドとドラゴンテイル。

 

これらで十字と正方形を形成してグランドクロスです。

(黄色の十字と正方形)

 

ドラゴンヘッドとテイルはこれからと過去。

 

社会と緊張状態にある海王星は、

これからと過去に対しても困難な位置にあり、

 

海王星が絡んだ困難なことが起こりそうな配置です。

 

海王星は、水関連の事柄の他には、

 

お酒に関係すること、

芸能関係、夢、スピリチュアルなこと、

混乱していること、

曖昧な様子、

深い悩み、よく見えない迷宮のような悩み

 

社会が混沌として、

過去に対しても、

これから未来に対しても、

どう舵をとっていったらいいか、

行先不透明な混乱や迷いを表しているのかもしれません。

 

海王星は4ハウスに関係していて、3ハウスに入っているので、

4ハウスの示す、自分の足元(基盤、居場所、家庭)に対しての混乱や迷い、

3ハウスの示す、人の往来やコミュニケーションにも混乱や迷いを表しています。

 

海王星を含むヨッド

海王星が関係する複合アスペクトはもう1つあります。

水色の二等辺三角形で示されたヨッドです。

これは9/22の秋分図にもありました。

 

海王星と金星が150度クインカンクス、

金星と木星が150度クインカンクス、

 

さらに秋分図からグレードアップして、

金星と冥王星も150度クインカンクスとなって

 

ヨッド、宿命的な困難を意味する形を作っています。

 

秋分図で出来ていたヨッドに、

冥王星が加わったということは、

10/2までの1週間は

 

海王星と金星が関係することで

破壊的な圧を感じることがあるかもしれません。

 

金星は9ハウスにいて、6ハウスと11ハウスに関係しています。

 

6ハウスはストレスや病気関係が心配ですし

9ハウスは外国など遠く離れた場所や向上心に関係してくるのかもしれない、

11ハウスは仲間やグループなどの意味があります。

 

金星は女性であったり、

芸能関係、

キラキラした華やかなもの、

 

キラキラしていて光り輝いているものに対して、

その華やかな幸福感とは不釣り合いな悩みや、

それを壊すような出来事が表に見えてくるのかもしれません。

 

個人レベルで言ったら、

自分の中の幸福感や

幸福になりたいと頑張っていることに対して、

 

ちょっとその頑張りが上手くいきにくい時期かもしれません。

 

秋分図のTスクエアはよりタイトに

秋分図であったTスクエア。

 

火星と水星の180度オポジション

火星と水星は、冥王星と土星とそれぞれ90度スクエアで

引き続き、Tスクエアを形成しています。

 

(ピンクの三角)

 

秋分図の時より、冥王星は少しゆるく、

土星はよりタイトな角度になっています。

 

今回、土星と冥王星は2ハウスに入っているので、

火星と水星の間にある緊張や対立は、

自分自身の収入や、自分自身の価値といったものに

影響を与えそうです。

 

逆に言うと、

火星と水星の間にある緊張や対立が、

自分自身の収入面や価値を1回壊して試練を与えて、

そこからの奮起を狙っているのかもしれません。

 

火星はアクシデントやトラブルの意味がありますが、

秋分図では、火星からの圧力をうけた水星は、

そのトラブルやアクシデントに負けない底力があるかどうか、

自分の基盤がしっかりしているかどうかが試されているようなTスクエアでした。

 

その基盤や底力があるかどうかを踏まえ、さらに

今回のTスクエアが構成している天体達のハウスの意味も考えると

 

無意識の部分も含めた自分らしさとは何か、

またその無意識な自分らしさが逆に、相手を傷つけていないかどうか、

 

そこを問われているような気がします。

 

自分自分で、自分らしさを前面に押し出して

逆に自分を見失うことによるトラブルを

この火星ははらんでいますし、

 

それに対抗する水星は、

 

対相手とのバランスや、

社会全体としてどうなのか、

それは人々の希望になるものなのかどうか、

 

水星の知性やコミュニケーション能力を試されています。

 

自分の価値がそれにより落ちるのか、再建できるのか、

 

簡単に言えば、

自分自分で、自分を見失って滅ぶなよ、

と言っているようです。

 

 

本質を深いところから変容させる

現在、山羊座に入った月は、

9月24日10:55、太陽と90度スクエアで上弦の月となり、

 

この後、9月26日7:00位までの間に、

次から次へと、山羊座に滞在する木星・冥王星・土星と重なっていきます。

 

火星・水星・冥王星/土星のTスクエアにも、月は重なっていくことになります。

 

月は感情や身体を意味します。

今日9/24から9/26土曜日朝までの間、

 

気持ちの上で、

あるいは体調面で、

 

木星・冥王星・土星の影響を受けるかもしれません。

 

もちろん何にも感じない人もいると思います。

 

でももし、なんとなく行き詰まりや、圧迫感、不調を感じた場合は

月は動きが早いので、すぐにその圧力は通り過ぎます。

 

月が通り過ぎる9/26朝まで、心穏やかにやり過ごすのもいいでしょう。

 

また、山羊座は実務的で実直な星座ですので、

自分の今やるべきことを、

あるいはルーティンがある人はその日々のルーティンを

淡々としっかりやるのもいいでしょう。

 

思考を整えるというよりも、

今日から週末にかけては実務的なことがおすすめ。

 

そしてこれを機に、具体的に日々のルーティンをもつのもいいかもしれません。

 

月は繰り返される日常や、

習慣も意味しています。

 

今回の月は1ハウスにいて8ハウスに関係していますが、

自分自身の本質を、深いところから変容させていくチャンスかもしれません。

 

思っているだけでは、それはなかなかうまくいきません。

 

具体的に日々の習慣(月)を変えることで、

本質を(1ハウス)、深く変容(8ハウス)させていくのです。

 

それは大それたことをするという意味ではなく、

小さなことから。

 

毎日12時には寝る、とか

朝は6時に起きるとか。

 

1日1回5分間だけ筋トレをするとか。

 

具体的に小さなことをコツコツとやり、

それを習慣化することが、

 

例えば、星の配置の厳しさを肌で感じたり

気圧の影響を感じたり、

 

はたまた、まわりの人から受けるストレスとか、

外からの要因で

気分が優れなかったり、体調が優れなかったりすることを

 

日々のルーティンを淡々と行うことで

意外と何でもなくやり過ごせるようになったりします。

 

私の星読みはいつも厳しい状況しか言っていませんが、

世の中は、基本的に厳しさに溢れているもんなんだな、

 

と最近思うようになりました。

 

でもそれを厳しい、嫌だな、

ではなく、

 

それはそれとして、心構えとして頭に入れながら、

それに囚われない自分の中の軸はやはり大切です。

 

その為にも、ぶれない軸を作る為に、

ブレない日々の習慣を持つことです。

 

自分自身の本質を深いところから変容させる。

その為にも具体的な日々の習慣を見直す。

 

次の10/2牡羊座満月までは、

そんなことを意識してみたらいいかな、と思います。

 

山羊座上弦の月の星読みでした。

読んでいただきありがとうございました!

 

 

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