【獅子座新月】自分らしさはゴールではなく.調和の中で輝く太陽の季節

こんにちは。

毎日暑いですね。笑

さて今日は獅子座新月のお話です。

 

 

目次

獅子座新月

 

 

2020年8月19日11:42

太陽と月が獅子座26.58度で重なり、獅子座新月です。

 

いつもと比べて、

線が難解ではないようにも見えますが、

 

この獅子座新月では何を伝えているのでしょうか。

 

MC.太陽.月.水星の合・獅子座という星座

今回のこの獅子座新月でまず一番目につくのは、

ホロスコープの頂点で重なる天体達でしょう。

 

 

MC・太陽・月・水星の0度コンジャンクション。

(一番上のピンクの丸)

 

社会(MC)

行動・生き方(太陽)

感情(月)

伝達・移動(水星)

 

これらの重なり。

重なっている星座は獅子座で、

獅子座は、牡羊座から始まり5番目にくる星座です。

 

牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座、

そして獅子座。

 

牡羊座は生まれたばかりの赤ちゃん。

牡牛座で自分の持っている肉体を意識し、

双子座で自分に近い存在(兄弟)に気付き

蟹座で自分の家族という安心を得る。

 

家族の愛情に育まれ、

その家族の愛情に守れた中で、

思いきり「自分」を謳歌するのが、獅子座です。

 

太陽は、獅子座の支配星であり、

太陽が自分のホームである獅子座に入るこの季節は、

太陽は最も輝いて、

「自分らしい」最も大きなエネルギーを放ちます。

 

自分らしさとは何だろう

太陽が最も太陽らしい獅子座で重なる天体達。

獅子座の意味する「自分らしさ」を前面に出していけ、

というなんでしょうか?

 

自分らしさを発揮する社会(MC)

自分らしい生き方・自分の思う通りの行動(太陽)

ありのままの自分らしさ(月)

自分らしい表現(水星)

 

今回の獅子座新月のホロスコープは、

このMC・太陽・月・水星が関係する複合アスペクトが2つあって、

それは良い意味のものと、悪い意味のものとがあるのです。

 

まぁ、良い悪いの判断基準は人間であって、

何が良いか悪いかは、立場が変われば変わるものですが。

 

「自分らしさ」ってそもそも何でしょう?

 

いずれにせよ、吉凶こもごもということは、

「自分らしさ」をどう扱うかによって、

良い面も悪い面もあるということなんではないかな、

と思います。

 

獅子座の天体達とヘッド・土星のヨッド

良い面と悪い面。(※人間目線で)

悪い面から見てみましょう。笑

 

 

MC・太陽・月・水星と土星が150度クインカンクス

土星とドラゴンヘッドが150度クインカンクス

MC・太陽・月・水星とドラゴンヘッドが60度セクスタイルで

 

ヨッドです。

 

ヨッドは宿命的な困難を意味する複合アスペクト。

 

150.150.60度の二等辺三角形ですが、

150度クインカンクスは

不調和や釣り合いの取れない困難、難しさを意味しています。

 

山羊座を逆行中の土星。

社会を意味する山羊座に

制限・抑圧・苦痛を伴う試練を与え居ている土星。

 

その土星と、

MC・太陽・月・水星、そしてドラゴンヘッドが

それぞれ150度クインカンクス、

不調和な関係です。

 

社会(MC)

生き方・行動(太陽)

感情(月)

伝達・移動(水星)

 

そしてドラゴンヘッドはこれから向かう方向性

 

これらが、土星の制限を受けて、

どうにもうまく動けないストレスのある位置にいるということです。

 

この時土星が制限を与えている場所は、

3ハウスと4ハウスです。

 

3ハウスは最近いつも出てきていますが、

人の往来などの移動、

そして伝達すること、言葉の発信

 

4ハウスは家族、家庭、拠点、居場所です。

 

動き(移動や発信)が制限されているのに、

動けないでそこに留まざるをえない居場所にも

制限・抑圧を感じている。

 

動きたくても動けない。

その場に留まっていても苦しい。

 

その抑圧が、

 

自分らしさ全開でパワーを炸裂させたいMC.太陽.月.水星と

なんとも不釣り合いなのです。

 

それはイコール、これからの向かう方向(ヘッド)にも影を落とします。

 

 

獅子座の天体達とテイル・火星のグランドトライン

 

 

獅子座で重なるMC.太陽.月.水星は、

ドラゴンテイルと120度トライン、

火星ともトラインで、120度の正三角形です。

(水色の三角)

 

正三角形はグランドトラインという幸運の複合アスペクトです。

 

120度は調和や安定、

問題解決の方向を示してくれます。

 

土星から制限を受けているMC.太陽.月.水星に、

ドラゴンテイルと火星が解決の方向を示しているということです。

 

火星は活力・やる気です。

この時の火星は1ハウスと6ハウスに対して活力を発揮します。

 

1ハウスは自分自身が持っている資質、

6ハウスは鍛錬です。

 

火星を悪い方向で使うと、

自分自身(1ハウス)にストレス(6ハウス)を感じて

イライラして暴力的になる(火星)

となってしまうので、

 

ここは、自己鍛錬にその火星のエネルギーを使うべきです。

 

ドラゴンテイルは過去の問題を意味しますが、

過去の問題点に学び、

自己鍛錬することで、

 

自分らしさを発揮する社会も

自分らしい行動や生き方も

ありのままの自分らしさも

自分らしい発言も

 

生かされて幸せに繋がるということです。

 

「自分らしさ」とは、

どう解釈しても「自分らしさ」で

 

それは時と場合によっては

ただの我儘や迷惑になってしまいます。

 

自分、自分は

扱い方によっては、エゴになってしまうのです。

 

自分らしさを発揮できない居心地の悪い状況下で、

(土星からの150度)

 

それをストレスと感じてただイライラを爆発させると

暴力に繋がります。

 

そうではなく、

自分らしさを発揮できない居心地の悪い状況下でも、

 

過去の問題点から学び、

自己鍛錬にエネルギーを注ぐのです。

 

「自分らしさ」は

全体の調和の中で発揮してこそ、

全体の調和を考えてこその「自分らしさ」です。

 

そういう意味では、

このグラントラインは素晴らしく調和のとれたものです。

 

過去の失敗から学び

自己鍛錬にエネルギーを注ぎ

そして、その上で

 

自分らしさを発揮できる社会となり

自分らしい生き方や行動が生かされ

ありのままの自分らしさが幸せに繋がり

自分らしい発言が行動と一致していくのです。

 

「自分らしさ」はゴールではない

 

自分らしさを表現し、

自分らしさを謳歌するのが

獅子座の季節。

 

でも獅子座は12星座の中の5番目の場所なのです。

そこはまだ個人性の段階で、

全体への意識に目覚めていない。

 

あくまで、自分の身内(家族)の中で

自分を発揮している段階なのです。

 

だから、自分らしくあることは、ゴールではなく

段階です。

 

自分らしさを知ることは大事。

自分を生きることも大事。

 

でもそれさえも、ゴールではなく、段階です。

 

過去の失敗に学び、

自己鍛錬をし、

自分らしさを発揮することが、

全体の幸せに繋がるように。

 

エゴでははなく、

我儘ではなく、

そしてゴールではなく。

 

調和の中にあってこそ、

なお輝く太陽の季節を感じてみましょう。

 

めずらしく1日前に書けた、

獅子座新月の星読みでした~

 

読んでいただいてありがとうございました!

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