春分図からわかること【春分の星よみ】2020年3月20日

こんにちは。

2020/3/20春分の星読みです。

 

 

目次

春分図とは。

春分は毎年太陽が牡羊座に入る日のことをいいます。

今年2020年は3/20、12:50に牡羊座0度に太陽が入ります。

春分の瞬間の天体の配置を表した春分のホロスコープは(上の画像)

その国の首都で出し、その国、私達でいえば日本の1年の運勢をみることができます。

(今年の春分から来年の春分までの1年)

 

四季図とは。

春分のホロスコープは四季図のひとつです。

四季図とは太陽が活動星座と呼ばれる牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の0度に入った瞬間の

ホロスコープのことを言います。

 

牡羊座に太陽が入った瞬間→春分

蟹座に太陽が入った瞬間→夏至

天秤座に太陽が入った瞬間→秋分

山羊座に太陽が入った瞬間→冬至

 

それぞれの四季図は、次の四季図までの3か月間を表すと言われています。

春分図は次の夏至まで、夏至図は次の秋分まで、という感じです。

その中で、春分図は次の夏至までを担当しつつ、特別に強く作用するため、

次の春分までの1年間を示しています。

 

その年の1年間の出来事を知るにあたり、

春分図で1年間を分析しつつ、

夏至図、秋分図、冬至図とさらに細かくみていくといいでしょう。

 

ここでは、2020年3月20日の春分図を読んでいきます。

 

 

ざっくりと見てまず感じること。

まずざっくりとホロスコープを見てみます。

もう一度、ホロスコープを表示しますね。

 

ざっくりホロスコープをみると、

まず①上の部分と②右の部分に天体が集中しているな~と思いませんか?

その上と右に集中している天体達を

③下の方で束ねている天体があるのにも注目できると思います。

④そしてやたら赤い線がたくさんあるなぁ~って思いませんか?

 

うわ~なんだかスゴクないか?

大変じゃないか??ってのがざっくり見ての印象です。

 

そんなざっくり?ざっくりすぎ?笑

 

ということで①から順番に見ていきます。

 

①南半球→上に集中している天体達

まずホロスコープの上は「南半球」といい、諸説あるのでしょうが、

私が学んだのは「8.9.10.11ハウス」のことを南半球といいます。

★ハウスって何?って方にむけて、後日ブログを書きます。→リンクを後日追加します!

 

この南半球に天体が多くあり、逆にホロスコープの下、北半球(2.3.4.5ハウス)には

天体が1つしか入っていません。

 

ホロスコープの上(南半球)に天体が集中している時は、

世の中の関心事が社会的な事柄に集まりやすい時です。

社会的な事柄・・言わずもがな、世界中が関心をもっているコロナウィルスのことでしょう。

 

春分、夏至、秋分、冬至のそれぞれのホロスコープを見ると、

春分、夏至はふたつとも上(南半球)に天体が集中しています。

秋分と冬至は上だけに集中しておらず、ちょっと様子が変わっています。

 

なので、春分図でみるこの上に集中する天体達は、

この春分からの1年間、社会的な事柄に国民の関心が向きやすいと読めますし、

細かく言うと、特に夏至からの3ヶ月までは濃厚にその傾向が強く、

秋分の頃からちょっと風向きが変わってくるのでしょう。

 

 

②西半球→右に集中する天体達

次にホロスコープの右側は西半球といいます。

西半球は「5.6.7.8ハウス」のことを言い、こちらに天体が集中しています。

反対側の東半球(11.12.1.2ハウス)には天体がありません。

 

西半球に天体が集中している時は、物事の軸が他人軸になりやすい時です。

他人に振り回されたり、必要以上に他人に従ってしまいます。

これなんかもまさに、コロナウィルスの様々な情報に振り回されていることが言えます。

 

ある情報が出れば、その真偽を自分の頭で考えることなく、流されてしまう。

トイレットペーパーがなくなると噂になれば、買い占め、

コロナウィルスに何の食品がいいと聞けば、それを買いあさり、

冷静に自分の頭で判断できないでいるこの一連のコロナ騒動がまさにそうです。

 

 

③下で束ねている天体。ジュノー。

ホロスコープの下の方で1つの天体がいくつかの天体を束ねているような形になっています。

パラシュート型と呼ばれる複合アスペクトで

(アスペクト、複合アスペクトの意味がわからない方の為に、後日説明のブログを書きます。)

★アスペクトとは→ 後日リンクを追加します。

 

複合アスペクト、まぁ、模様?図形にようにみえるものと、とらえてください。

 

このポツンと離れている天体が、とても重要な意味合いを持っています。

この天体は「ジュノー」という小惑星です。

占星学(占星術)で使われる10天体の中にはない天体ですが、

相性判定などでも重要視する天体です。

 

ジュノーが意味するものは、

・・あまりいい意味はありません。

権利の主張、争い、法的闘争、暴力、災害、地震 などです。

 

このジュノーの入っている場所をハウスというのですが、

ハウスについての説明も後日ブログで書きます。

★ハウスとは→ 後日リンクを追加します。

 

1ハウス~12ハウスまであるのですが、

この春分の日のホロスコープでは、ジュノーは4ハウスに入っています。

 

4ハウスの意味は、

(この場合の意味は個人のホロスコープをみる場合の意味ではなく、

国の運勢をみる場合の意味合いです。)

 

土地、国土、不動産、農業、気候、天候、災害、紛争など。

この4ハウスの意味が、先ほどのジュノーの意味に加えられるわけです。

 

ちょっと眉を寄せたくなる、意味合いです。

深堀りする前に、このジュノーから伸びている赤い線をみていきます。

 

④赤い線がいっぱい。→ハードアスペクト。

ジュノーからいくつかの天体に向かって赤い線がのびています。

この線がアスペクトを表しているんですが、

アスペクトのことは後日書きますとさっき言いました。

先に簡単に言っておくと、天体と天体の角度のことです。

 

赤い線と青い線で表示されてますが、

赤い線はハードアスペクト、青い線はソフトアスペクトと言います。

ハードアスペクト、

文字通り、ハードだってことです。笑

 

ジュノーと赤い線で結ばれている天体とのアスペクトは次の通りです。

 

ジュノー 150度 金星

ジュノー 165度 天王星

ジュノー 180度 MC(エムシー)

ジュノー 165度 太陽

ジュノー 150度 海王星

ジュノー 135度 水星

 

 

それぞれの角度は少しずつ意味合いが異なりますが、困難を意味しています。

 

150度。クインカンクス。

例えば150度クインカンクスは、不調和な困難、病気、経済問題などを示しますが

それが金星と150度。

金星は幸福や喜び、女性、芸能、芸術などを意味しますが、他に娯楽なんて意味合いもあります。

 

今現在のコロナウィルスの流行、

これをこのジュノーが意味しているとは言えません。

このコロナのことも示している可能性はあるとも言えるし、

コロナの他に別の災害や争いなどを示しているのかもしれません。

 

それよりも今年1月の土星と冥王星のコンジャクション(0度)が

コロナウィルスの発生を意味していると言われています。

これについては、また複雑になりますので、別にふれます。

 

いずれにしても、芸能関係、芸術関係も、そしてそもそも「娯楽」というものが

今、大打撃をうけていると言えますが

(コロナの自粛要請や、それぞれが自粛しようという空気感によって)

この3/20春分以降もまだその傾向は続くと言えます。

 

生活に必須ではないものは、

日常がごく当たり前に機能していない時には、一番に切り捨てられるものなんだなぁ、

と今回のことで、痛感しました。

 

生活が脅かされていなくて、

生命が脅かされていなくて、

心に余裕があって、

金銭的に余裕があって、

 

そこで初めて、旅行であったり、外食であったり、どこか遊びに行く、

何かを楽しみにいく、

そういったことが成り立つんだなぁ、と。

 

だから、そういうものを生業としている人達は、

今ものすごく岐路に立たされているわけです。

 

でも、ふとラジオから流れてくる音楽に勇気をもらったり、

そういう時だからこそ、

必要とされる「娯楽」も「楽しみ」も「生きがい」もあるわけです。

 

6/21の夏至のホロスコープを見ると、

この金星とジュノーの関係は150度から120度に変わっています。

 

120度。トライン。

これは調和や安定、幸福を意味するソフトアスペクトであり、

問題解決の糸口とされるアスペクトです。

 

まだしばらくはキツイ状態は続きますが、

夏至の頃には、

問題解決の糸口や希望が見いだされるのかな、と。

 

ただ秋分の頃には72度。

才能という意味もある角度ですが、精神的な努力、という意味もあります。

まだまだ、努力すべきであることを促されていますし、

冬至の頃にはちょっとオーブ(角度差)は大きいですが、0度で重なります。

重なる時はその意味合いを強調するので、

ジュノーの争いや権利の主張などといった意味合いが再び強調されるのかもしれません。

 

150度。クインカンクス。その2

ジュノーと150度の天体は金星の他に海王星があります。

このジュノーと海王星の150度は

2019年12月22日の冬至の時にすでにできていました。

冬至のホロスコープは12/22冬至から3/20春分までを表しますので

まさに今の状況を表しています。

 

海王星が意味するものは、混乱です。

(混乱以外にも意味はありますが、ここでは混乱が当てはまるのかな?という私の見解)

 

海王星は他にも、海や川、洪水など水に関係するもの、という意味があります。

去年で言えば、台風19号による洪水のことを示しているとも言えますし、

今回のコロナのことであれば、

クルーズ船で大規模な感染があったことを示していると言えます。

 

また海王星は8ハウスにいます。(春分図では)

 

(あ、ちなみにさっきの金星は10ハウスにいました。

10ハウスは政府や首相のことを表します。

政府によって、娯楽関係に経済的問題を含む困難がもたらされる。と読めます)

 

話を戻して、8ハウスの海王星。

8ハウスは生死を意味したり、金融関係も意味します。

生死に関わる混乱。金融関係における混乱。

 

6/21の夏至になると、

ジュノーと海王星は、今度は165度になります。

海王星は8ハウスのままです。

165度。クインデチレ。

病気に関係するアスペクトで、強迫観念、激変といった意味があります。

 

混乱は夏以降も続くということ・・でしょうか。

また今年の夏以降も、大雨など水に関することに注意が必要です。

 

165度。クインデチレ。

春分でもこの165度の天体があります。

 

ジュノーと165度、天王星と太陽です。

165度、病気、激変、強迫観念。

天王星は突然の変化、改革、革命。そして10ハウスにあるので、政府、首相。

太陽は、国を占う時は首相を意味し、9ハウスにあるので法律、外国、外交を意味します。

 

政府や首相、法律関係、外交において、

災害(ジュノー)による大きな変化があるとも言えますし

権利の主張、争い(これもジュノーの意味)があると言えます。

 

180度。オポジション。

他にジュノーに関係するアスペクトでは

MC(エムシー)と180度、オポジション。

MCは社会を表し、180度は緊張状態や葛藤を表します。

社会的に緊張状態にある。

 

MCは4分で1度動いてしまうので、

この春分のタイミングでピタリとタイトに180度の関係になることは

数分ズレていれば、ないんです。

 

3/20の12:50にピタリとタイトに180度の関係になったということは

それだけ、この社会的な緊張状態を強調していると言えます。

 

 

135度。セスキコードレート。

そして最後、ジュノーと水星が135度、セスキコードレート。

135度は対処不能な困難です。

 

水星はマスコミ、商業、交通、学生など。

3ハウスと11ハウスの支配星でもあり、

3ハウスは通信、インターネット、マスコミ、交通、教育、

11ハウスは国会、インターネット、

また水星は8ハウスにあるので、8ハウス、生死や金融の意味があります。

 

インターネットやマスコミ、教育、交通といった意味が重複しています。

重複しているということは、それだけその意味に込められたメッセージが強いということです。

 

インターネットやマスコミによって、様々な情報が錯そうし、混乱をきたしている。

教育現場も学校一斉臨時休校によって、今までに経験したことがない混乱をきたしている。

交通、人の移動により、ウィルスは拡散し、世界的な大流行となっている。

 

このコロナウイルスによる世界的混乱は、この春分より以前に起こっていることですが

この春分の頃には、こうしてより具体的に様々な混乱が明らかになっていることを示し

また、この春分が次の春分までの1年のことを示しているということから

この強烈にハードな春分図は、

すぐすぐ一件落着にはいかないことを示していると言えるでしょう。

 

 

まとめ・・の前に。

 

長かったですね・・

ついて来てましたか・・?

あまり星のことがわからない人にもわかるように書いていくつもりでいるのですが

それにしても、チンプンカンプンでしたでしょうか・・?

 

実はもうひとつ、この春分図で重要なアスペクトがあって、

それはASC(アセンダント)と180度の土星なんですが・・

 

ちょっと長くなりすぎたので、続きは明日にします。

明日、春分のホロスコープ、その2として

続きの内容と、全体のまとめをしたいと思います。

 

長々、読んでくださいましてありがとうございました!

また、明日よろしくお願いします。

 

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