こんばんは
今日は牡牛座下弦の月のお話です。
牡牛座下弦の月
2020年8月12日1:45
太陽・獅子座19.46度、月・牡牛座19.46度で下弦の月です。
8月4日の水瓶座満月から、8月19日獅子座新月に向けて欠けていく月。
その途中にある牡牛座下弦の月です。
次の新月までの見直しのポイントを教えてくれる下弦の月。
牡牛座下弦の月は何を伝えてくれているでしょうか。
MCと重なる海王星
なんといっても目につくのはコレでしょう。
ホロスコープの頭上で重なるMCと海王星の0度コンジャンクション。
(一番上のピンクの丸)
MC・魚座20.75度、海王星・魚座20.35度
オーブ(許容度)0.4度とタイトなコンジャンクションです。
MCは社会や仕事を意味します。
海王星はいろいろ意味があるのですが、
(以下、海王星の意味)
視覚で見えないもの、無意識、幻覚・幻想、無関心、
困窮、落胆、恐怖、被害妄想、混沌、秘密、現実逃避
魅力、夢、理想、神秘、感性、霊性、芸術的才能、直観
中毒、アルコール、麻薬、薬物
海に関すること、洪水、液体、ガソリン
このMCとの重なりは何を意味しているのでしょうねぇ・・
海王星は9ハウスに関係していて、10ハウスに入っています。
9ハウスの、遠く、長期的なもの、自分の手の届かない遠方・・という意味は
海王星のもつ漠然とした曖昧さと合わさると、
なんだか社会(MC・10ハウス)が
混沌とした漠然とした不安の中にいるようにイメージしてしまいます。
もっとスピリチュアルな感性が閃くとか、
いいように捉えてもいいのかもしれませんが、
このMCと重なる海王星は、ヨッドを形成しているんですよね。
ヨッドは宿命的な困難を意味する形。
であれば、夢のようなフワフワしたイメージよりも
混沌・落胆・困窮・・といったイメージを持ってしまいます。
太陽・木星・海王星+MCのヨッド
海王星とMCの重なりが形成しているヨッドは2つあります。
(ああ、違う3つです・・3つ目は最後に書きます)
1つは、太陽と木星と海王星・MCのヨッド。
(ピンクの二等辺三角形)
太陽は現在、獅子座にいて、
この太陽は2ハウス3ハウスと関係していて、2ハウスに入っています。
獅子座は自分らしさを表現する星座ですが、
この太陽(生き方・行動)は、
自己価値や自分の収入(2ハウス)、自分の言葉、発信、そして移動(3ハウス)
これらにおいて自分らしさを表そうとしています。
私の価値はここにあり!
私はこれで稼ぐんだ!
私は自分らしさを言葉にする!
私は私の思うように行きたいところへ行く!
そんな獅子座らしさ全開の太陽は、
MC・海王星と150度クインカンクスです。
150度クインカンクスは不調和な角度。
私は私!と自分らしさを表現している生き方は、
社会と不調和な関係、
つまりはうまくいっていないということです。
さらに拡大を意味する木星は、
6ハウスと10ハウスに関係して、7ハウスに入っています。
6ハウスは奉仕や義務、ストレス、病気
そして職業の意味もあり、
10ハウスはそのまんま、仕事、社会
7ハウスは対人関係です。
木星の拡がりは良くも悪くも拡大させます。
良い意味で拡がれば発展になるし、悪い意味ならば、
6ハウスの病気やストレスのように、病んだ部分も拡がります。
仕事や対人関係も拡がりを見せていますが、
その木星はやはりMC・海王星と150度不調和なのです。
さらには木星は今、破壊の冥王星と重なっていますし、
ゆるく土星の制限の影響も受けています。
つまりは木星の発展も今はうまく働いていない。
そんな太陽と木星との不調和は、ヨッド(宿命的な困難)となって
社会を混乱させていると言えます・・
月・ジュノー・MC+海王星のヨッド
もう1つのヨッド。
月とジュノーとMC・海王星のヨッド。
(黄緑色の二等辺三角形)
月は感情・心などの内面、そして欲求も表します。
この月は1ハウスと関係があり、11ハウスにいます。
自分自身の素のまんまの心の状態であるし、
理想や希望をもっています。
でもこの月は、災いや争いを意味するジュノーと150度。
そしてMCと重なる海王星もまた、ジュノーと150度。
さらにジュノーは牡羊座に長期滞在する火星と180度オポジションです。
(緑色の直線)
ジュノーと火星の180度はしばらく続いています。
この180度オポジションが、
月・ジュノー・海王星+MCのヨッドを貫いて
ブーメランという形を作っています。
火星は5ハウスと10ハウスに関係していて、10ハウスに入っています。
自分らしさ(5ハウス)や仕事(10ハウス)にやる気を出しているとも取れますが、
自分らしさや仕事がうまくいかず、イライラしているとも取れます。
そのイライラの方で火星のパワーが使われていると、
それが災いとなり、
月の心も不調和になるし、社会も不調和で混乱を招いていくととれます・・
五芒星を描いている・・
この牡牛座下弦の月のホロスコープ。
2つのヨッドを形成している,
4つの150度クインカンクスのアスペクト。
そして月と木星の120度トライン。
この5本の線を結ぶと、五芒星になるんです。
ピンクと黄緑色が150度のアスペクト
水色が120度のアスペクト
色が違うのわかりづらいですかねぇ。
これならどうでしょう?
(ホロスコープの外にある水色の線に意味はないです。
ちょっと、しくじりました・・)
1本は120度のアスペクトなので
正確な五芒星にはならないのかな。
ちょっと勉強不足で五芒星の複合アスペクトの意味はわからないのですが・・
一般的に五芒星は、結界や魔除けの意味があるようです。
正確な五芒星ではないにしろ、
5つの角と一筆で描けることから、
五芒星に準じた意味を持つのではないかなと思うのですが、
これは何を意味するのでしょう。
5つの角は、
海王星・MCは、魚座・9ハウスと10ハウス
太陽は、獅子座・2ハウス
木星は、山羊座・7ハウス
月は、牡牛座・11ハウス
ジュノーは、天秤座・4ハウス
長期的な目線でみた社会
自分の価値、所有しているもの
対人関係
理想・希望、横のつながり
居場所・拠点・家族
これらを守ってくれるということでしょうか。
そうであれば、いいなぁ・・と
これは解釈ではなく、
そういう希望を込めて。
理想を高く掲げているのか、長く混迷の社会へ進んでいるのか
他にも、水星・天王星・ドラゴンテイルの
ヨッド的な複合アスペクがあったり、
太陽・月・金星のセミヨッドがあったり、
火星・ジュノー・冥王星+木星のTスクエアがあったり、
厳しさはいつも通りです。
その中で際立つのは、やはり冒頭に書いた、
海王星・MCのコンジャンクション。
五芒星の頂点でもあります。
理想を高く掲げている、
スピリチュアルな能力が高まっている、
と読みたいところですが、
長く混迷の社会へと向かっているように、
私は、思ってしまいます。
3つ目のヨッド。
海王星・MCと太陽とジュノーもヨッドでした。
海王星・MCを含むヨッドが3つも重なってできている。
よって、そんなに夢のようなホロスコープではなく、
厳しいなぁと思います。
でも、ここ2日ばかりの恐ろしい暑さもそうですが、
結局は、すべては人が招いたことなのかもしれません。
厳しい現実には、それなりの理由があり、
その不調和である事柄について、
うまくいっていない事柄については、
真摯に向き合っていかなくてはいけないのかな・・
と思います。
何と今、向き合うのか。
3つのヨッドの中で2つのヨッドに関係している
太陽と海王星+MCの150度(不調和)でしょうか。
始めの方に書きました。
私の価値はここにあり。
私はこれで稼ぐんだ。
私は自分らしさを言葉にする。
私は私の思うように行きたいところへ行く。
獅子座全開の太陽。
それが100%正しくないと言っているのではなく、
個人の生活も大事。
個人の主張もあるだろう。
私が私として生きるのは、もちろん必要なこと。
そして社会が100%正しいとも限らない。
自分の生きる道と、社会の不調和。
その社会の闇?
なんだか、書いているとどんどんわからなくなりますね。笑
これぞ、海王星。笑
五芒星の5つの角のように、
いろんな方向から物事をみないとダメですね。
そう、
それですね。
一面ではなく、
多角面から見よう、考えよう。
そして全体を考えよう。
まもなく、下弦の月の時刻です。
(現在AM1:40)
惑わされないよう、
真摯に日々を暮らしましょう。
たくさんの目線を持ちましょう。
牡牛座下弦の月の星読みでした!
読んでいただき、ありがとうございました~
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