【水瓶座上弦の月】自分の土俵で、自分の持っている力で

こんばんは。

今日は1日遅れましたが、

水瓶座上弦の月のお話です。

 

 

 

目次

水瓶座上弦の月

 

 

2020年10月23日22:23

太陽・蠍座0.59度、月・水瓶座0.59度

太陽と月が90度スクエアとなり

水瓶座上弦の月でした。

 

10/17天秤座新月から、10/31牡牛座満月に向かって

月が満ちていく途中の上弦の月。

 

この水瓶座上弦の月は何を伝えているのでしょうか。

 

ASCの反対側にいる天体達

まず今回のホロスコープで特徴的なのは

ASCの反対側に天体が集まっていることです。

 

 

ASCは左側のピンクの丸

反対側のピンクの丸には、

月・土星・冥王星・木星が集まっています。

 

ASC(アセンダント)は、

東の地平線と、太陽の通り道である黄道が交わった点のことをいいます。

 

ASCは生まれ出ることを象徴していて、

個人のチャート(ホロスコープ)を見る時は、

生まれた時点での気質・容貌など、

その人の持って生まれた資質を表すと言われています。

 

ASCの反対側にある天体の集まり。

このような配置は今年、何回か見ました。

 

2020年3月20日春分図

 

 

2020年3月22日土星水瓶座入り

 

 

2020年6月21日夏至図

 

今年は木星・土星・冥王星が近くに固まっているのが特徴なのですが、

このかたまりが、要所要所のタイミングで

ASCの反対側に来ていました。

 

今回の水瓶座上弦の月でも

ASCの反対側に、月・土星・冥王星・木星の4天体が集まっています。

 

ASCは今この時期の状況も表す場所なので、

その反対側にいる天体達が、

今のこの時期の状況に緊張感を与えている天体というわけです。

 

上弦の月は新月から満月へ向かう途中の

見直しの時期なので、

 

この緊張感が1つの見直しの課題であると言えます。

 

その課題について、

これらの天体が絡んだTスクエアの話と共にみていきます。

 

ASC・太陽・月/土星のTスクエア

ASCの反対側に集まる天体達の中の月と土星、

ASCと月・土星が180度オポジションです。

 

そして月・土星は太陽と90度スクエア、

ASCも太陽と90度スクエアで

Tスクエアという困難を意味する形を作っています。

 

 

(ピンクの三角)

 

ASC(今現在の状況)は月と土星と緊張感のある関係です。

 

月は心を表し、土星は制限や抑圧・試練を意味します。

心がなんだか苦しいような、抑え込まれているような、

そんな状況です。

 

その月と土星のすぐ近くには

冥王星と木星もいるわけなので、

その息苦しさは、冥王星の破壊のエネルギーと

木星の拡大のエネルギーで

とても重圧を感じている状況です。

 

そんな息苦しさを感じている月は

7ハウスにいて、1ハウスに関係しています。

 

7ハウスは相手で、1ハウスは自分です。

相手のことにも、自分のことにも

何か苦しさを抱えている状態です。

 

抑圧をかけている土星は、

6ハウスにいて、7ハウスと8ハウスに関係しています。

 

6ハウスは、こうしなければいけないという義務感、

自己鍛錬や自己調整、

少しストレスを感じやすい状況です。

 

7ハウスは相手のこと、

8ハウスは深い繋がりであり、生命を意味する場所です。

 

相手のことを深く思っての、ストレス、

相手を深く思って、自分はこうであらねばというストレス

それが心に重くのしかかっているのかもしれません。

 

 

この抑圧やストレスを感じている月の心と

現在の状況(ASC)は

太陽と90度・困難を示す位置です。

 

太陽は生き方や人生、

行動や意志を表します。

 

重圧を感じている息苦しい心は、

行動や生き方にも困難な影響を与えています。

 

ちょっと重苦しいTスクエア。

この太陽は4ハウスにいて、2ハウスに関係しています。

 

4ハウスは自分の居場所、

2ハウスは自分の価値。

 

自分の居場所で、

自分の価値で生きていこうとしている太陽が

ちょっと今は苦しい状況なのかもしれません。

 

でも、他人の居場所で、

他人の持ち物で勝負することはできないから、

 

困難な苦しい状況ではあるけれど、

それを打ち砕いていくのは、

やっぱり自分の拠点で、自分の力で打破していかなくてはいけない。

 

Tスクエアは困難を示す形だけれども、

困難に潰される形ではなく、

その困難を打破すべく動き出すエネルギーを表す形でもあります。

 

重苦しい。

人にも自分にもストレスを感じる。

でもそれを打ち砕くのは、自分でしかない。

 

そんな腹をくくっているTスクエアでもあります。

 

金星・海王星・ヘッドのTスクエア

金星・海王星・ドラゴンヘッドのTスクエア。

 

ドラゴンテイルも入れれば、グランドクロスになります。

(黄緑色の四角と十字)

 

これは前回の天秤座新月でもありました。

 

前回の天秤座新月から、この水瓶座上弦の月間までに

芸能関係でまた悲しいニュースがありましたね。

 

ここ最近続いていることです。

 

10/23も、ああ・・だよね・・

ってニュースが飛び込んできました。

 

海王星・金星のオポジションが

芸能関係の悲しい話題だけを指しているとは言いませんが。

 

この後、海王星と金星の180度オポジションは

金星が動いて180度ではなくなっていくけれど、

 

海王星とヘッドとテイルのTスクエアは

これからまだまだ続きます。

 

これから先の行く道の、

混沌として迷いや、混乱を意味するのかもしれないし、

 

水に関係することを指しているのかもしれません。

 

これらTスクエアなどの

天空に出来ている星たちの動きの影響は、

 

大きな意味で全員に関係してくる場合もあるし、

 

強く影響を受ける人、

あまり影響を受けない人、

違いが出る場合もあります。

(基本的には違いがあります。)

 

強く影響を受ける人は、

その影響のある天体と、

自分のネイタルの(生まれた時の)天体が

重なったり、90度だったり、180度になる人です。

 

プラス、

ソーラーアークといわれる天体の動きや

その人の現状の状況が加味してきます。

 

(ネイタルとソーラーアークの動きがまず大事だけど

そこら辺は専門的な話なので、深く知らなくていいです。)

 

いずれにしても、

影響をどんな時に、

どんな形で受けるにせよ、

気付かないにせよ、

 

さっきのASC・月/土星・太陽のTスクエアの

太陽の話のように、

 

結局は、自分の土俵で、自分の持っているものが

支えてくれる力になります。

(もちろん、まわりの人の支えもありますが)

 

厳しい星の配置でも、

飲み込まれるのではなく、

自分自身が、自分の道を真面目にまっとうに生きているのならば、

恐れ過ぎず、

そのまま自分のやるべきことを全うすればいいだけのことです。

 

その上で、

例えば、ASCの反対側にいる天体達の影響で、

なんだかストレスを感じやすい時期なんだと思えば、

 

少し、息抜きや休むことも取り入れてあげればいいのです。

 

ヨッドとブーメラン

ヘッド・金星・テイル・海王星の

グランドクロス。

 

その中の海王星とヘッドの90度、

金星とテイルの90度を底辺としたヨッドが2つあります。

 

 

海王星と水星が135度セスキコードレート

ヘッドと水星も135度セスキコードレート

海王星とヘッドが90度

 

これが1つ目のヨッド。

(水色の二等辺三角形)

(135度の二等辺三角形なのでヨッドに準じた形)

 

金星と天王星が135度セスキコードレート

テイルと天王星が135度セスキコードレート

金星とテイルが90度

 

これが2つ目のヨッド。

(青色の二等辺三角形)

(これもヨッドに準じた形)

 

この2つのヨッド的な形の真ん中を貫くように

天王星と水星が180度オポジションで、

ブーメランになっています。

(黄色の直線)

 

これは何を意味しているんでしょうか。

 

ヨッドは(ヨッド的も含め)

宿命的な困難という意味の複合アスペクトです。

 

その真ん中を貫く180度オポジションがある場合を

ブーメランと言うのですが、

 

この180度になっている天体に

困難な事柄が絡んできます。

 

天王星と水星の180度、

水星の近くにはジュノーもいます。

 

この天王星と水星の180度は10月頭位からできています。

 

天王星は突然の変化や改革・革命などを意味しますし、

地震などの災害の意味もあります。

 

水星の近くにいるジュノーにも災害の意味があり、

ジュノーとも天王星が180度なものだから、

 

なにか地震などの災害を意味しているのかな、

という心配もしていました。

 

水星は言葉やコミュニケーション、

人やものが行ったり来たりする流動的な動きを表します。

 

今回の天王星は、10ハウスにいて8ハウスと関係があります。

10ハウスは社会を意味しますし、

8ハウスは命や深い繋がりを意味します。

 

社会的な事柄の、

奥深いところからの変革を意味しているのでしょうか。

 

水星の近くには太陽もいて、

水星は太陽とジュノーに挟まれている形になりますが、

 

水星の言葉や発想、人や物の往来は、

軽く受け流されるものではなく、

人生をかけた重みがあります。

 

人が扱う言葉というツールは

人を悩ませ惑わせる要因にもなるし、

 

人の喜びも輝きも変えてしまうほどの力を持ちます。

さらには社会さえも変えてしまうような・・

 

その深さや重さを今一度よくよく考えるべき

ヨッドであり、ブーメランなのかもしれません。

 

自分の土俵で、自分の持っている力で。

 

人にも自分にもストレスを感じる。

でもそれを打ち砕くのは、自分でしかない。

 

社会的な事柄で深い部分の変容が起こっている。

同時に人の発する言葉には、その社会を変容させてしまう程の重みや

人の喜びや輝きを変えてしまったり、

深く惑わすような怖さもあるんだということを

今一度考えた方がいいかもしれない。

 

女性に関すること、

あるいは幸せや喜びやキラキラした輝かしい事柄に対して

厳しい星の配置が続いているということ

 

それらが、次の10/31牡牛座満月までの課題です。

 

星の動きの影響を強く受ける人、あまり受けない人

その時々によって変わります。

 

自分のもっているネイタルチャートと

どう今現在の星たちが響き合っているのか。

 

それを知っても知らなくても、

感じても、感じなくても、

 

でもきっとやれることはいつだって同じ。

今この時を、

今のこの一瞬一瞬を、真摯に生きる。

 

それはいつ何時も手を抜かずに頑張れということではなく、

休む時があっても、もちろんいい。

 

ただ、いつだって、

自分の土俵で、自分のもっている力で、

 

その時々によっては軌道修正をしながら、

今のベストを生きる。

 

それかな、と思います。

 

いつも文章が長くてすみませんー。

そして更新が遅くてすみません。

 

水瓶座上弦の月の星読みでした。

長い文章にもかかわらず、読んでいただいてありがとうございました。

 

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