【蠍座新月】心の深淵に光をあてて極限までいかす

こんばんは。

今日は蠍座新月のお話です。

 

本当は先に

トランジット冥王星が私のアセンダントを通過することについて

書きたかったのですが、

蠍座新月が明日に迫ってきたので、

こっちを先に書きます。笑

 

最近、眠くて眠くて・・

ヨガの指導をしている以外はほとんど寝ているじゃないかって位

寝ています。笑

 

これも私のASCのすぐ近くに冥王星がきている影響?笑

 

と余計なことベラベラ書きましたが、笑

蠍座新月の星読みです。

 

 

目次

蠍座新月

 

 

2020年11月15日14:07

蠍座23.29度で太陽と月が重なり、

蠍座新月です。

 

とても強いエネルギーが込められている新月。

新月の時間帯はお昼すぎなので月は見えませんが、

 

明日11/15の午後は、

これから書く内容を少し意識して過ごしてみるといいかもしれません。

 

蠍座という星座

牡羊座から始まる12星座。

蠍座は8番目の星座です。

 

生まれたばかりのエネルギーの塊の牡羊座。

自分の肉体を意識し始めた牡牛座。

自分に近い兄弟のような存在に気付いた双子座。

家族という自分の居場所を得た蟹座。

家族の愛情に育まれながら、自分らしさを謳歌する獅子座。

 

自分らしさだけでは、自分の身内にしか通じない、

初めて他者からの批評を受けた乙女座。

 

他者からの厳しい目を知り、

他者に受け入れられるようにバランスのとれた

協調性と洗練された美を獲得した天秤座。

 

牡羊座から始まる12星座は

【個】から【集団】へと成長していきます。

 

獅子座までは、【個】の状態。

乙女座で初めて、他者の目にさらされ、

天秤座ではその他者を意識した対人関係が始まります。

 

対人関係が始まると、

そこには人間の【業】が出てきます。

 

もっともっと、深くつながりたい。

 

蠍座は、性と生を考えます。

 

もっと深くつながりたい。

もっと深く愛したい。

 

深く愛した人との一体化ってなんだろう。

生まれてくることって何だろう。

死ぬことって何だろう。

 

意味を探求する蠍座。

 

蠍座は水の価値観を持ち、

不動の持続性を持つ星座です。

 

水は感情。

感情の持続。

 

深く深く思い続ける、

時には執念や執着になる位に。

 

天秤座の対人関係から、

深く深く1人の人、

あるいは1つのことを思い続けるのが

蠍座という星座です。

 

8ハウスの太陽と月

この蠍座新月は8ハウスで起こります。

太陽も月も8ハウスに入っているということです。

 

8ハウスは蠍座と同じ意味の場所です。

ゆえにこの蠍座新月は、

真に深い蠍座の要素がつまった新月。

 

太陽は行動、意志、生き方を表し、

8ハウスにいて、6ハウスと関係しています。

 

6ハウスは、義務や責任感、鍛錬を意味する場所です。

深く思い続ける8ハウス。

鍛錬の6ハウス。

とことん向き合い、磨き上げ熟練しようという意志を持っている太陽。

 

月は感情であり、日常、家族を意味し、

8ハウスにいて、4ハウスと5ハウスに関係しています。

 

4ハウスも家族の意味があり、また基盤や居場所を表します。

5ハウスは自分らしさです。

 

深く思い続ける8ハウス。

 

自分らしさとは?

自分の居場所とは?基盤とは?

そんなことを深く思っている月です。

 

自分の基盤、自分らしさ、自己鍛錬。

4,5,6ハウスと順番に関係していて、

8ハウスにいる太陽と月。

 

自分の基盤を固め、

自分らしさを発揮し、

それが単なる自己満足にならないよう、

他者からみてもそれはその場に適しているものになっているのか、

自己鍛錬を積んでいく。

 

そんな深みをもった意志と行動と感情。

 

そんな蠍座新月のある意味深い深い決意は、

海王星と、山羊座で集まる3天体達と

よい角度をとっているのです。

 

海王星と120度トライン

この太陽と月は、海王星と120度トラインです。

 

 

(水色の直線ー長い方)

120度は調和や安定、幸運を表す角度です。

 

海王星はいろいろな意味がありますが、

調和や安定といったよい意味を持っているのであれば、

 

この海王星は、夢であったり感性であったり、

また芸術性であったり、

そんなあたりを意味しているのではないでしょうか。

 

この海王星は12ハウスにいて、12ハウスに関係しています。

 

海王星と12ハウスは同じ意味合いを持ちますし、

海王星が入っているサインも魚座で

魚座も海王星・12ハウスと同じ意味を持つので

 

まさに海王星が一番海王星らしさを発揮できるポジションです。

 

深く深く思いを掘り下げる蠍座新月である、太陽と月。

 

自分の基盤を固め、

自分らしさを発揮し、

さらにそれを自己満足で終わらせず

自己鍛錬を怠らずに深めている太陽と月は、

 

夢や感性や芸術性を意味する、

魚座で12ハウスの海王星と幸運を表すトラインです。

 

自分の基盤や、

自分らしさや、

自己鍛錬で深めているその意志や行動や思いが、

 

自分の感性にそっているものであれば、

幸運を得られるということです。

 

頭でこうしなきゃ、と考えていることではなく、

こうした方が得であろうという損得ではなく、

 

自分の奥底から湧き上がる純粋な思いに沿ったものであるもの。

 

そういったものに力を注ぐことが

幸運に繋がるという意味です。

 

何か、自分の感性を揺さぶる思いや

ずっと夢見てきた思いや、

芸術的分野で努力してきた人なら、

まさにその芸術面を追求していくことが幸運に繋がります。

 

余談ですが、

私はこの蠍座新月の星読みを書き上げたくて

今夜のバレエを休んでしまいました・・

 

(私とバレエの関係性はこちらを読むと少しわかるかも⇩

天体のお話③【金星】星を知って自分にOKを出す【私の金星・バレエの話】)

 

身体がやたらめったら疲れているのもあったのですが・・

ここで頑張れば、芸術性がアップしたのか・・

 

いやいや、ここは、

頭でこうしなきゃ!!という方向に固執するのではなく、

今はこれを貫こうという、

そして休むこともたまには大事、という心の声(直感)に従ったのであれば

きっと功を成すはず。

 

(という自己解釈。笑)

 

ちょっと脱線しましたが、

この新月はちょっと感性や直感に

決断や意志をゆだねてみるのもいいかもしれません。

 

大事なことは、頭ではなく、

心の奥底、あるいは【魂】が知っているかもしれません。

 

冥王星・木星・土星と60度セクスタイル

蠍座新月であるこの太陽と月は、

もう1つよい角度(アスペクト)を持っています。

 

それは山羊座に集まる冥王星・木星・土星の3天体と

60度セクスタイルです。

 

 

(水色の直線ー短い方)

60度セクスタイルは、才能や機会、可能性を意味する角度です。

 

冥王星は破壊と再生、強いこだわり、徹底的に、

木星は拡大と発展、

土星は抑圧、制限、試練を意味する天体です。

 

冥王星は10ハウスにいて、

8ハウスに関係し、

 

木星は10ハウスにいて、

9ハウス、12ハウスに関係し、

 

土星は11ハウスにいて、

10,11,12ハウスに関係しています。

 

それぞれ10ハウスが入っているので、

10ハウス=社会、仕事に関係することがまず関わってきます。

 

冥王星・木星・土星の力を使い、

蠍座の太陽・月の深い思いを込めていく事で

仕事においてチャンスがありそうです。

 

冥王星、

仕事において、自分にしかない深い思い入れやこだわりを追求すること。

 

木星、

仕事において、高い理想を掲げ、その高みに向かって学習すること。

芸術性や直観力や感性も豊かに働きそう。

 

土星、

仕事に関すること、

理想や仲間やグループに関すること、

芸術性や夢や感性に関することで、

コツコツ努力をすることで、目標が達成できそう。

 

これらの「仕事」というのは

職業の意味の仕事でもあるし、

家事や育児などの役割という意味でもあります。

 

自分の今世でやるべき役割に対し、

冥王星・木星・土星の力を使うこと。

 

徹底的にこだわって徹底的にやる。(冥王星)

そしてそれを拡げ、高める。(木星)

思いだけじゃなく、実際に行動して実行して達成する。(土星)

 

そうすることが、

自分の基盤を固め

自分らしさを発揮し

自己鍛錬をして自己満足で終わらないことに繋がっていく。

 

そしてそれが、

社会や今世での役割での

チャンスを掴むことに繋がり、

可能性を引き寄せることに繋がります。

 

不誠実な言動には注意が必要

今回の蠍座新月は、

最近にしてはめずらしく太陽・月が

外の天体達とよい角度(アスペクト)をとっているので

星読みの内容も、いつになく前向きです。

 

こういう良いエネルギーはどんどん活用すべきです。

 

もちろん、今回のホロスコープの中にも

厳しいアスペクトはあります。

 

ちなみに言うならば、

天王星なんかは厳しいです。

 

 

(下のピンクの丸)

2ハウスにいて、12ハウスに関係している天王星。

天王星は突然の変化や、変容、改革を意味します。

 

2ハウスは収入や自己価値を意味する場所で、

12ハウスは感性などの意味もありますが、

見えない場所という意味もあります。

 

自分の見えないところで、

突然、自分の価値をひっくり返されるような出来事があるかもしれません。

 

寝耳に水のような、突然の出来事の場合もあれば、

突然、眠っていた才能に光が当たり、開花するという場合もあります。

 

いつでもそうですが、

天体のもつ意味が、自分にとって悪く働くのか、

よく働くのかは、

 

やはりそれまでの自分の行い次第です。

 

何か、不誠実なことをしている人は、

自分の価値、そして収入さえもひっくり返されることが

起こりうるので、行いを正すべきです。

 

この天王星は、新月である太陽と月と

そして幸せを表す金星と、

それぞれ165度クインデチレの角度です。

 

そして天王星と太陽・月と金星で細長い二等辺三角形です。

(ヨッド=宿命的な困難に準ずる形)

(ピンクの二等辺三角形)

 

165度にも激変という意味があるので、

不誠実な行いが発覚し

(天王星はハッキリ見る、光を当てるという意味がある)

 

自分の価値や収入も激変するような、

そしてそれが人生にも心にもそして幸せにも

激変をもたらすような、

そんな意味にもとれる二等辺三角形です。

 

みんながみんな、そうなるわけではなく、

これまでの行い次第です。

 

そして天王星の反対側には水星がいますので、

(黄色の丸と直線)

その突然の変化や光を当てるのは、

 

人とのやり取り、

メールなんかのやり取りも含めた言葉に関することが

きっかけになるかもしれません。

 

不誠実な言動は命取りになるかもしれません。

 

心の深淵(しんえん)に光をあてて

蠍座新月。

深い深い蠍座の感情。

心の内。

奥底に潜む人間の業さえも、

 

重なる太陽の光で、

そして165度の角度から光を当てる天王星の力で

 

あぶり出される蠍座新月なのかもしれません。

 

自分の基盤となっているものとは?

自分らしさとは?自分の喜びとは?

自分の心の奥底にひそめた望みとは?

 

そんなものに光を当てながら、

 

でもこの蠍座新月は

決して厳しさだけではなく、

 

強い前向きなエネルギーが注いでいるので

ぜひ活用してみてください。

 

感性や直感、芸術性を大事にすること、

強いこだわりを持つこと、

徹底的に極めること、

高みへ向かって学習すること、

理想に向かって努力すること、

 

大事なのは、願いだけではなく、

行動し、努力することです。

 

そうすることで、

今世の自分の役割(仕事)に

きっとチャンスが訪れる新月。

 

ぜひ活かしてみてください。

 

蠍座新月の星読みでした!

読んでいただきありがとうございました。

 

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