こんばんは。
今日は今年3回目の木星と冥王星が重なることについて、
再掲になりますが触れてみて、
そこから改めて2020年という年を振り返り、
年末まで心掛けていきたいことを
考えてみたいと思います。
2020年3回重なる木星と冥王星
以前にも書きましたが、⇩こちら
今年は山羊座で木星と冥王星が3回重なります。
山羊座で木星と冥王星が重なる時期は次の3回です。
①2020年4月5日10:06 山羊座24.88度でコンジャンクション
②2020年6月30日12:37 山羊座24.11度でコンジャンクション
③2020年11月13日6:05 山羊座22.86度でコンジャンクション
この③が今回話題にしている木星・冥王星のコンジャンクション。
これについての星読みは上のブログに書いてありますが、
再掲しますね。
2020年11月13日6:05
山羊座22.86度で木星と冥王星が重なっています。
この時の木星と冥王星は3ハウスにいます。
移動、人の往来、交通を意味する3ハウスです。
冥王星は1ハウスに関係しています。
1ハウスは自分自身です。
自分そのものが破壊されちゃうのか、って感じです。
自分自身の中の、根底から覆されちゃうような、
そんな破壊。
破壊を拡げる木星は3ハウスにいて
2ハウスと5ハウスに関係しています。
2ハウスは自己価値、自分の収入、
5ハウスは自分らしさ、楽しみ、娯楽、自己表現です。
自分らしさや収入を拡大させたのに、破壊されちゃう、
あるいは、限界がない位、収入や自己表現を拡大させちゃう人も逆にいるかもしれない。
破壊と拡大は、
破壊という痛みが拡大されることもあれば、
破壊的なくらいの→限界を超えた拡大という意味もある。
それは4月も6月も11月もすべてに対して言えることです。
だからこういう状況下の中で、逆に強制的な方向転換や、
破壊からの再生で富に転じる人もいるかもしれない。
でもいずれにしても、破壊は破壊だから、
そこには尋常ではない大きなインパクトはあるはずです。
そして、この11月13日では、
木星・冥王星と太陽とドラゴンヘッドでヨッドを形成しています。
宿命的な困難を意味するヨッド。
太陽は生き方や人生、行動、社会
ヘッドはこれから向かう方向性。
ものすごい力で成功をつかむ人もいるかもしれないけれど
総じて、ものすごい困難な状況であることには違いないように思います。
ちなみにこの時の土星は山羊座に戻ってきていますが(山羊座26.94度)
その土星は3ハウスにいて4ハウスに関係があります。
つまり3ハウスの移動や人の往来、交通に制限がかかり
4ハウスの自分の居場所に抑圧や試練を感じている状態です。
そしてその土星は社会や仕事を意味するMCと150度クインカンクス、
不調和な困難という位置にいます。
しかも、ヨッドを形成する太陽は、ASCと重なり、
そのASCは災いや争いを意味するジュノーとピッタリ重なっている。
自分自身に破壊をもたらす冥王星(冥王星1L)
その冥王星と宿命的な困難を意味するヨッドを形成する太陽は
自分自身や今その時に国の状況を表しているASCと重なり、
そのASCには災いを意味するジュノーが重なっている。
結構、恐ろしいホロスコープですよ
結構、恐ろしいホロスコープですよ、で
終わっているあたり、恐ろしいですが。笑
withコロナと言われるようになり、
1回目(4/5)の木星・冥王星の合の頃や
2回目(6/30)の頃よりも
日本国内は平和な感じもしますが、
でも世界の状況や、
これから寒い冬の季節である事、
またコロナ感染後の後遺症問題など
まだまだ楽観視はできない状況であることは
間違いないです。
11月そして12月と
まだまだ気を付けて過ごしていかないといけないのかな、
と思います。
改めて2020年はどういう年だったのか
今年は山羊座に木星と土星が滞在する年でした。
木星は発展や拡大の意味があり、
土星は制限や抑圧、試練の意味があります。
木星が入る山羊座の意味するものが発展・拡大をし、
土星の入る山羊座の意味するものに、制限や抑圧がかかる。
さらにこの山羊座に
破壊と再生を意味する冥王星も滞在しているので
山羊座の意味するものが、徹底的に破壊され、再生されていく、
というのが今年2020年という年です。
山羊座が意味するもの、
山羊座は社会や仕事、集団生活、
地道に目的に向かって積み上げてきたものの結果を表します。
地道に努力を重ね積み上げてきたものは、
山羊座木星の拡大・発展の影響をうけて、
その努力の結果を得られた年になったかもしれません。
逆にこれまでに無理をしてきたもの、
間違った方向に積み上げてきたもの、
積み上げる努力をせずに、悪い行いをしてきたものに対しては、
土星や冥王星の制限・抑圧・試練、そして破壊の影響を受けて
徹底的に根こそぎ壊され、うまくいかなくなった年だったはずです。
それは個人として影響を受ける場合もあれば、
(個人的に努力をしてこなかったこと、悪い行いをしてきたことが
露呈する)
社会全体として、見直しをかける必要があり
壊されていった分野もあります。
(個人としては真面目にその業界で仕事をしてきていたのに
その業界そのものが例えばこのコロナのせいで
仕事がなくなってしまった、など
これは個人の行いが悪かったのではなく、
社会全体として、
今見つめなおさなきゃいけない課題があったということ。)
いろいろ理不尽な思いもあったり、
どうしてこんなことに、という思いもあったりする人も
世の中たくさんいるでしょう。
逆に特に自分にそんなに影響が感じられず、
なぜそんなにコロナコロナと騒ぎ制限をされなきゃいけないんだ、
と不満に思っている人もいるでしょう。
日本は特に、他の国に比べて爆発的なコロナの感染もないことから
少しどこか気楽な一面もあるかもしれません。
でも現に今、海外では再び制限がかかったり、
それに対する不満や不安が爆発したりなど
とても不安定な状態です。
2020年、コロナウイルスによって
社会のあらゆる面で制限がかかり、
抑圧がかかり、様々な試練があり、
また破綻を迎えたものが多くありました。
また一方で、働き方や、住む場所や、
オンラインなど新しいやり方が生まれた年でもありました。
まだ2020年は終わっていませんし、
2020年12月には、木星と土星が水瓶座に移動して
水瓶座で重なるという大きな切り替わりの時期を迎えます。
ちょっと気持ちが緩んでいるこの時期に、
木星と冥王星は重なり
太陽とこれからを意味するヘッドと
宿命的な困難を意味するヨッドを形成している。
それはまだまだ気を緩める時期ではなく
注意が必要だよという警告かもしれません。
2020年年末までに大事なこと
そもそも何故コロナウイルスは世界中に大流行したのでしょう。
何故、こんなにも世界中の日常が制限されて、苦しめられたのでしょう。
2020年、山羊座に木星と土星と冥王星が滞在し、
1月に冥王星と土星が重なり
4月、6月、11月と3回、木星と冥王星が重なります。
12月、木星と土星が水瓶座に移動し、
12月22日、水瓶座で木星と土星が重なります。
さっき、木星・冥王星の3回目の合以降の
年内の主要なホロスコープを出してみました。
12月22日、
水瓶座で木星と土星が重なるというビックイベントがありますが
1つのステージが変わるわけですが、
それはそんなに怖いことではないよ、
と先日、私のヨガの生徒さんに尋ねられたので
答えました。
でもこうして改めて年末までのホロスコープを出して思うのは、
なかなか、年末まで、まだなお、キビシイな。です。
そして
この先12月末までの期間をどう過ごすのかは
とても大事なんじゃないかな、と思うのです。
何を気を付けるとか、というよりも
なんだろう、
1人1人がその人のベストを生きるしかないのかなぁ、と
それはこの時期だけのことじゃなく、
いつだってそうですが、
1人1人が、今やるべきことを
先延ばしにするのではなく、
目先の楽さや、面倒くささに負けないで
キチンと一生懸命、やることをやる。
それはすごくツラいことをしろ、
ということではなくて、
楽しみや幸せがあってもちろんよくって、
でも自分の与えられている仕事をキチンとやったり
(職業としての仕事じゃなく、
家庭の中の役割であったりも含め)
自分が得意なことで、誰かの役に立つことがあれば
進んで人の役に立つように行動するといいのではないかなぁ、
と思うのです。
自分の知っていることを、
誰かそれが必要な人に教えたり。
うまくは言えませんが、
不満や不安や、自分にないものにばかり目を向けるのではなく、
自分が持っているものに感謝して、
それを活かすことが、
きっと自分の為にも、
まわりの為にも、
地球の為にもなるのかな、
って思います。
なかなか厳しい時代の狭間に生きているからこそ、
やさしい気持ちで
真摯に一生懸命、生きられたらいいな、
と思います。
地球や、
よくわからないけど、
あえて言うなら「大いなるもの」が
人間に失望しないためにも、
1人1人がその人のベストで
優しい気持ちで生きたいな、
と思ったので、
木星・冥王星合の3回目のタイミングで書いてみました。
本当はその前に11/8獅子座下弦の月がくるので
順番が前後してしまいましたが、
木星・冥王星合の星読みと
今大事だと思われることを書きました。
読んでいただきありがとうございました!
(トランジット冥王星のネイタルの影響を受けている人が多く
私もその1人でそれについてのブログを以前に書きましたが
その続きを近々書きたいと思います。
しばし、お待ちを。)
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