【木星と冥王星の合】破壊の中にも夢があり、夢を叶える人もいる

こんにちは。

今日は山羊座で木星と冥王星が重なることについてのお話です。

 

 

目次

2020年、山羊座に集まる天体

今年2020年は山羊座に重たい天体が集まる年です。

 

2020年1月13日に山羊座22.78度で土星と冥王星が重なったり、

その時のネイタルの影響について→

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山羊座に、土星・木星・冥王星が滞在することが、

時代的に、そして世界的に影響を及ぼし、

また、その山羊座の後半の度数に天体やASCなどの感受点がある人にとっては

個人的な影響も大きくありますよ、ってことを書いてきました。

 

今日は、山羊座で木星と冥王星が0度コンジャンクション、

重なることについて書いていくのですが、

今年2020年、山羊座で木星と冥王星が重なるのは3回あります。

まずそのことから話を進めていきます。

 

木星と冥王星の合

山羊座で木星と冥王星が重なる時期は次の3回です。

①2020年4月5日10:06 山羊座24.88度でコンジャンクション

②2020年6月30日12:37 山羊座24.11度でコンジャンクション

③2020年11月13日6:05 山羊座22.86度でコンジャンクション

 

今回は2回目のコンジャンクションです。

木星と冥王星の重なりは、私達にどういう影響があるのでしょうか。

1回目の4月5日のコンジャンクションを振り返りながら考えてみたいと思います。

 

4月5日の木星と冥王星の合

 

2020年4月5日10:06

山羊座24.88度で木星と冥王星が重なっています。

 

4月5日というと、この頃は東京などでコロナ感染者が増え続け、

この2日後の4月7日、7都府県に緊急事態宣言を発令した時でした。

 

木星と冥王星が重なっているハウスは他者との関係を意味する7ハウス。

破壊を意味する冥王星は5ハウスにも関係していました。

 

他者との関係、自分の楽しみ、娯楽、自分らしさを意味するハウスで破壊が起こり

破壊を拡げる木星は、6ハウス、10ハウス、7ハウスに関係していました。

 

他者との関係、自分の楽しみ、娯楽、自分らしさが破壊され、

その影響は、病気やストレス、仕事、他者との関係に拡大していった、

 

また逆も然りで、病気やストレス、仕事、他者との関係の拡がりが

自分の楽しみや娯楽、自分らしさ、他者との関係を

結果的に破壊するということに繋がっていく・・

 

7都府県の緊急事態宣言の後、

全国一律緊急事態宣言が発令され、

結果的にそれぞれの自由がことごとく制限されていき、

娯楽施設や楽しみに大打撃が与えられ、

人と人のつながりも制限されていった、

そんなこの当時の流れが、この4月5日の木星・冥王星合に表れていたと思います。

 

6月30日の木星・冥王星の合

では今回6月30日の木星・冥王星の合はどういう意味を持っているのでしょうか。

 

6月30日12:37

山羊座24.11度で木星と冥王星が重なっています。

 

自分自身の基盤、国を意味するICの近くで重なっていることが気になります。

1回目の木星・冥王星の合よりも、

よりダイレクトに国やそれぞれの基盤となるものに影響があるのではないでしょうか。

 

そんな木星と冥王星は4ハウスにいます。

4ハウスは、ICと同じ意味で、それぞれの基盤です。

居場所であり、家庭であり、家族です。

 

破壊を意味する冥王星は2ハウスと関係があります。

2ハウスは自分自身の価値であったり、自分の収入を意味します

 

自己価値が破壊され、

自分の収入源が破壊され、

自分自身の居場所が破壊される

 

ってどんな破壊ですか。

 

その破壊を拡げる木星は、4ハウスにいて

3ハウスと6ハウスに関係しています。

3ハウスは最近の星読みの中でよく出てくるハウスです。

 

短距離の移動、人の往来、交通を意味するのが3ハウスです。

そして6ハウスは病気です。

 

人の往来が病気を拡げる。

それが、自分の収入源や居場所を破壊する。

 

単純に言えば、この木星と冥王星の重なりはそんな意味になります。

 

しかも、

この木星と冥王星の重なりと、

自分自身を意味するASC、社会や仕事を意味するMC、

これらでTスクエアという困難を意味する複合アスペクトを形成しています。

 

アチコチ、往来しちゃ、まだダメなんじゃないかな

って私なんかは、思ってしまうのです。

 

11月13日の木星・冥王星の合

今年3回目の木星・冥王星の合はどうなっているのでしょうか。

 

 

2020年11月13日6:05

山羊座22.86度で木星と冥王星が重なっています。

 

この時の木星と冥王星は3ハウスにいます。

移動、人の往来、交通を意味する3ハウスです。

 

冥王星は1ハウスに関係しています。

1ハウスは自分自身です。

 

自分そのものが破壊されちゃうのか、って感じです。

自分自身の中の、根底から覆されちゃうような、

そんな破壊。

 

破壊を拡げる木星は3ハウスにいて

2ハウスと5ハウスに関係しています。

 

2ハウスは自己価値、自分の収入、

5ハウスは自分らしさ、楽しみ、娯楽、自己表現です。

 

自分らしさや収入を拡大させたのに、破壊されちゃう、

あるいは、限界がない位、収入や自己表現を拡大させちゃう人も逆にいるかもしれない。

 

破壊と拡大は、

破壊という痛みが拡大されることもあれば、

破壊的なくらいの→限界を超えた拡大という意味もある。

 

それは4月も6月も11月もすべてに対して言えることです。

だからこういう状況下の中で、逆に強制的な方向転換や、

破壊からの再生で富に転じる人もいるかもしれない。

 

でもいずれにしても、破壊は破壊だから、

そこには尋常ではない大きなインパクトはあるはずです。

 

そして、この11月13日では、

木星・冥王星と太陽とドラゴンヘッドでヨッドを形成しています。

宿命的な困難を意味するヨッド。

太陽は生き方や人生、行動、社会

ヘッドはこれから向かう方向性。

 

ものすごい力で成功をつかむ人もいるかもしれないけれど

総じて、ものすごい困難な状況であることには違いないように思います。

 

ちなみにこの時の土星は山羊座に戻ってきていますが(山羊座26.94度)

その土星は3ハウスにいて4ハウスに関係があります。

つまり3ハウスの移動や人の往来、交通に制限がかかり

4ハウスの自分の居場所に抑圧や試練を感じている状態です。

 

そしてその土星は社会や仕事を意味するMCと150度クインカンクス、

不調和な困難という位置にいます。

 

しかも、ヨッドを形成する太陽は、ASCと重なり、

そのASCは災いや争いを意味するジュノーとピッタリ重なっている。

 

自分自身に破壊をもたらす冥王星(冥王星1L)

その冥王星と宿命的な困難を意味するヨッドを形成する太陽は

自分自身や今その時に国の状況を表しているASCと重なり、

そのASCには災いを意味するジュノーが重なっている。

 

結構、恐ろしいホロスコープですよ。

 

なかなかこの先が心配です・・

 

夢を現実に、磨く

あまりにも恐ろしいことばかり書いているので

6月30日のホロスコープから希望を見出したいと思います。

 

6月30日のホロスコープで、木星と冥王星の合は、MCと180度でした。

社会との緊張を意味する180度を調停してくれる位置にいるのは、

海王星です。

 

海王星は6ハウスにいて、6ハウスの支配星でもあります。

6ハウスの意味が濃い海王星が、

社会と緊張状態である木星・冥王星にどう希望を示してくれているのでしょうか。

 

ちなみに調停の位置というのは、

海王星がMCに対して120度トライン、

木星・冥王星に対して60度セクスタイルで、

MCと木星・冥王星の180度緊張状態を緩和してくれる位置にいるという意味です。

 

120度も60度も問題解決の糸口を示しています。

 

海王星も6ハウスも、どちらも病気の意味があるので、

単純に言えば、病気や病んでいる状態を意味してしまいますが、

別の意味から探っていきます。

 

海王星は病気の他に、悩みや混乱、曖昧という意味がありますが、

よい面でみると、感性や芸術的才能という意味があります。

また目に見えないものを意味するので、その中には「夢」というのも含まれます。

 

一方、6ハウスは海王星の夢とは対照的で現実的なハウスです。

現実的な労働や、尽くすこと、奉仕すること、そして訓練すること、磨くこと、

といった意味があります。

 

海王星の「夢」を、現実的に「磨く」こと。

 

夢を見るだけではなく、現実的に訓練して、鍛錬して、磨くこと。

 

これが、今の厳しさの中において、必要なことであり、

また救いであり、希望であると言えます。

 

厳しい情勢の中で、夢をみることさえ、厳しいかもしれない。

でもその中で希望を捨てずに、こうでありたい、こうしたい、という夢を持つことで

人は強くなれます。

 

その夢を現実にしようと奮闘することで、

そこには能動的な力が生まれます。

 

折しも今日6月30日は、夢をもち、才能の原石をもった女の子達が

現実的にその原石を磨き続けるために切磋琢磨し、

その夢を現実にデビューさせた日であったりします。

(今話題の女の子達ね。笑)

 

それこそ、マスメディアが作りだした戦略かもしれないけれど、

それでも多くの人が、その子達を応援し、

そこに楽しみや希望を見出しているのも事実です。

 

夢も芸術も、人の心に勇気や希望を与えてくれます。

 

2020年は破壊の年かもしれないけれど、

でも毎日が破壊なわけではない。

 

破壊の中にも、夢があり、希望があり、

そして希望を叶える人もいるのです。

 

腐らずに、自分自身も「希望を叶える人になる」ことを、

そっち側の人になるという意思を持ち、

現実的に、自分の夢を磨くことが、今必要なのかもしれません。

 

破壊の中にも、夢はあり、

そしてこの時代の中にも、その夢を叶える人がいる。

それを忘れてはいけません。

 

ちなみに、私のネイタルチャートは山羊座23.55度にASCがあるので、

6月30日も、11月13日も恐ろしいまでに影響を受けそうですが

そのネイタルチャートとの分析もまた、記事にしますね。

 

ということで、長々読んでいただき、ありがとうございました!

 

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11月13日の3回目の木星と冥王星合と、

2020年年末までに注意したい点を上記ブログで書いています。

 

よろしければ、合わせてご覧ください。

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