【魚座下弦の月】不安も混乱も怒りも感じるままに感じて

こんにちは

今日は魚座下弦の月のお話です。

月は昨日、魚座に入りましたが、

ちょうど梅雨入りしたところも多く、

なんとなく「水」の星座にちなんだウェット感が満載ですね。

 

そんな魚座下弦の月について読んでいきたいと思います。

 

 

目次

魚座下弦の月

 

 

2020年6月13日15:24

太陽・双子座22.70度、月・魚座22.70度

魚座の下弦の月となります。

 

下弦の月や上弦の月は、

太陽と月が90度スクエア(困難や障害)の位置になります。

 

またお空に見える月は半分の月で、

下弦の月は新月に向かって欠けている途中の月になります。

 

次の新月は夏至と同日に起こる蟹座金環日食ですが、

この新月に向かって、

今起こっている状況を乗り越えるべき行動はどこに気をつければいいのか

魚座下弦の月のホロスコープから考えてみたいと思います。

 

双子座の太陽と魚座の月

太陽のいる双子座と、月のいる魚座は、

どちらも共に三区分が【柔軟】の星座です。

 

三区分というのは人の行動パターンを3つに分けたものを言うのですが、

【活動】【不動】【柔軟】とあり、

【柔軟】は適応力に優れ、柔軟に対応ができるという行動パターンを示します。

 

つまり、太陽である行動も、月である気持ちも、

どちらも状況に対応することに優れ、柔軟に適応できる状態です。

逆に悪く言うと、コロコロ気分も行動も変わりやすい、

そんな状態である、とも言えます。

 

太陽の双子座は「風」の星座で、

知的好奇心にあふれ、

新しい事、興味のある事を次から次へとどんどん試したくなる

「風」の軽さを持っています。

 

ところが、太陽が入っているハウズは8ハウスで、

8ハウスは深く深くじっくりと沈み込むように、入り込むように

深く繋がりたいと思う場所です。

 

軽く次へ次へといきたい「風」の双子座なのに、

じっくり深く繋がりたい8ハウス、

太陽の行動は少し思い通りに動けないところがあるかもしれません。

 

一方月のいる魚座は「水」の星座で

感情を重要視する星座です。

わかり合いたい、共感したい、気持ちを優先したい。

 

月が入っているハウスは5ハウス。

自己表現の場所です。

自分らしさを主張したい、自分らしくありたい、

自分らしい私を見て欲しい。

 

その自己表現は感情的になるかもしれません。

そんな月に海王星と火星が重なっています。

 

月・海王星・火星のコンジャンクション

魚座には、20.72度に火星、20.93度に海王星、22.70度に月と

3つの天体が重なっています。

 

この魚座下弦の月の後、火星と海王星はピッタリと重なるんですが、

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月・海王星・火星の重なりは

何を強調(=コンジャンクション)しているのでしょうか。

 

月は感情を意味します。

太陽は行動で目に見えますが、

感情は目には見えないものです。

そして海王星もまた視覚で見えないものを意味します。

 

目には見えない感情。

実体がなく、境界線のない感情。

自分で自分の心がわからなくなるかもしれません。

 

それでも、月・海王星・火星がいる場所は5ハウスで

自分を表現したい場所。

表に出したい場所です。

 

自分では把握しきれない見えない感情を

火星の衝動性が刺激して、爆発的に表に出したくなるかもしれません。

 

太陽・月・ASCのヨッドと天王星・ASCの180度

軽く動きたい太陽が、8ハウスで深みにはまり、

心が見えないのに、衝動的に表に出したいと爆発している月の5ハウス、

 

そんな太陽と月は、ASC(アセンダント)と135度の角度をとっています。

ASCは自分自身であり、135度は対処不能な困難です。

 

軽く動きたいのに動けない太陽は自分自身とうまくいかず

自分でも把握できないのに、主張をしたい月もまた、自分自身とうまくいかない。

自分の中でなにかバラバラな印象を受けます。

 

 

太陽・月・ASCで135度135度90度の二等辺三角形、

宿命的な困難を意味するヨッドに準じた形を作っています。

(黄緑色の三角)

 

またその二等辺三角形の真ん中を貫くように、

ASCと天王星が180度オポジションです。

(真ん中にあるピンクの直線)

 

天王星が意味する変化や別れが、自分自身と対立して緊張した状態を作っています。

 

6月6日射手座満月の時、

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月と天王星は144度バイクインタイルでした。

7ハウスにいた月と変化や別れを意味する天王星。

何か人間関係の変化があった時は、

才能(144度)が目覚める兆しだと、この時伝えました。

 

その時から1週間たった魚座下弦の月の時には

天王星は自分自身であるASCと、真正面に向かい合っています。

 

変化は、才能の目覚めではあるけれども、

自分自身に強いストレスを与えているのもまた事実。

その変化のストレスは、

太陽の行動を深みにはまらせ、

月の心を見えなくしています。

 

でも、月は表に出たい。

自分らしさを表に出したい。

 

感情を味わう。共感できる人と過ごしてみるといいかも・・

 

魚座の月なので、理論的に考えても無理かもしれません。

 

まとまらない感情は、

いったんここは、まとまらないままでOK。

 

感じるままに感じるしかない。

不安(海王星)や、衝動(火星)を感じたとしても、

打ち消したりせずに、そのまんまを味わう。

 

不安を感じているんだ。

混乱しているんだ。

怒っているのだ。

 

それを表に出してみてもいいのかもしれない。

何もケンカをしろ、というのではなく、

信頼できる身近な人や家族に話してみたり、

文字にして書いてみたり。

 

変化の途中は、不安や混乱や怒りを感じても当然。

それを打ち消すことなく、認めることを

この下弦の月は伝えているのかもしれません。

 

誰か共感できる人と、この日は過ごしてみるといいのかも。

 

ちなみに、この後重なる海王星と火星は、

MCと144度バイクインタイル、特別な才能を意味しています。

(水色の線)

 

MCは社会であり、仕事です。

人生の登りつめた頂点の場所です。

 

海王星の不安も、火星の怒りも、

あなたの社会性の到達のために必要な特別な才能かもしれない。

 

起こる出来事を、そのまま受け止めて、

この下弦の月の日は

考えるのではなく、感じてみよう。

 

よいも、悪いも、

不安も、混乱も、怒りも、

 

感じたまんま、表現してみよう。

 

以上、魚座下弦の月の星読みでした!

読んでいただきありがとうございました~

 

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