【射手座新月/皆既日食】この1週間を大切に.いよいよ風の時代へ

こんにちは

今日は射手座新月のお話です。

 

 

 

目次

射手座新月・皆既日食

 

 

 

2020年12月15日1:17

太陽と月が、射手座23.14度で重なり

射手座新月です。

 

この新月は、日食(太陽が月によって覆われ、太陽が欠けて見えたり

全く見えなくなってしまうこと)ですが、

 

日食が起こる時間が真夜中で太陽が出ていない為、

この日食を観ることはできません。

 

この日食を観測できるのは、南米だそうです(チリ、アルゼンチン)

 

日本では観測できませんが、

蝕を伴った新月であるので、

いつもの新月よりもエネルギーが強いと言われています。

 

この射手座新月では何を伝えているのでしょうか。

 

射手座という星座

牡羊座から始まる12星座。

射手座は9番目の星座です。

 

生まれたばかりのエネルギーの塊の牡羊座。

自分の肉体を意識し始めた牡牛座。

自分に近い兄弟のような存在に気付いた双子座。

家族という自分の居場所を得た蟹座。

家族の愛情に育まれながら、自分らしさを謳歌する獅子座。

 

自分らしさだけでは、自分の身内にしか通じない、

初めて他者からの批評を受けた乙女座。

 

他者からの厳しい目を知り、

他者に受け入れられるようにバランスのとれた

協調性と洗練された美を獲得した天秤座。

 

牡羊座から始まる12星座は

【個】から【集団】へと成長していきます。

 

獅子座までは、【個】の状態。

 

乙女座で初めて、他者の目にさらされ、

天秤座ではその他者を意識した対人関係が始まります。

 

対人関係が始まると、

そこには人間の【業】が出てきます。

 

蠍座では、性と生を考えます。

 

蠍座で愛することを知り、

死をもって愛する人と引き裂かれる苦しみを知り、

 

蠍座で「死ぬこと」に直面した後、

 

それでは「人間とは何だろう」という思想が生まれるのが射手座です。

 

射手座は思想・哲学の星座です。

 

自分の今いる位置よりも、もっと高いところへ視線を向けます。

 

人間とは何か。

世界とは何か。

神とは何か。

 

個人から集団へと成長する中で

「世界」へ目を向け、

さらにもっと遠く未知なるものへの憧れを持つのが射手座です。

 

射手座は【火】の価値観を持ち、

【柔軟】に適応する星座です。

 

世界が何によって規定されて、

我々がどういう存在なのか、

それを問いかける情熱。

 

そして神や未知なる世界に対して

柔軟に適応できるのが射手座です。

 

そんなものいるわけないじゃん、

ではなく、

 

常に高いレベルの情報や知見に対して情熱を燃やし、

夢を持つ、

 

常に高みを目指していくのが、射手座という星座です。

 

太陽・月を伴うTスクエア

射手座という星座そのものは

ロマンがあり、情熱があり、

ワクワクする星座です。

 

その為、射手座の季節(12月)というのは

なんとなく忙しいながらもワクワクする1ヶ月ではないでしょうか?

(単に私が12月生まれだから?笑)

 

でも、この射手座新月のホロスコープは

今の日本の状況を的確に表す厳しいTスクエアがあります。

 

 

ヘッド・テイル・海王星のTスクエアは

ここしばらくずっとできているTスクエアですが

 

そのテイルに、水星が重なっています。

そして新月である太陽と月も

ゆるくこのテイルと水星に重なっています。

(下の方にある大きいピンクの丸)

 

これにより、

【テイル・水星・太陽・月】とヘッド、海王星のTスクエアが出来上がっています。

(ピンクの三角)

 

前回の乙女座下弦の月でも

テイルに太陽が重なり、

ヘッド・テイル・海王星のTスクエアが意味する困難が

太陽の光が当たることにより、

現実に表れてくるタイミングかもしれない、と書きました。

 

今回も同様で、

さらにそこに水星と月までが重なっているのです。

 

水星は、コミュニケーションや言語や知識などの意味がありますが、

行ったり来たりする伝達の意味もあります。

 

水星が支配する体の部位の中には「肺」もあり、

水星が関係する病気には呼吸器系の病気も含まれます。

 

行ったり来たりして流行が広まるコロナウイルスなんかは

まさに水星っぽく、

 

さらに、この4つが重なっているハウスは3ハウスで

3ハウスもまた、水星と同じく行ったり来たりする往来を意味する場所です。

 

月は身体の意味もありますし、

 

Tスクエアの1つである海王星は

病気に関係が深い天体です。

 

しかもこの海王星は

6ハウスに関係して、6ハウスに入っています。

6ハウスもまた病気と関係が深い場所です。

 

これらを考えると、

コロナの感染拡大という問題が

この射手座新月のタイミングで光(太陽)があたり

顕著に出てくるというように読めます。

 

さらにこのTスクエアには

ヘッドが関わっているので

 

この先もしばらくこの困難な状況は続きそうです。

(ヘッド=これから向かう方向性を示すので)

 

海王星はMCと120度トライン

このTスクエアの頂点である海王星は、

社会を表すMCと120度トラインです。

 

 

(緑の直線)

120度は希望や問題解決の糸口を示す角度です。

 

今のこのコロナ感染拡大という問題が

今この射手座新月で顕著になり

きっとさらに拡大は拡がっていく。

 

海王星がこのTスクエアで90度の角度をとっているのが

ヘッド(これから)

テイル(過去の問題)

水星(人の往来・流行・肺炎)

太陽(現実化・社会)

月(身体・病気・日常)

 

90度は問題のある状況を乗り越える為に

行動をせざるを得ないことを意味しています。

 

だから逆に言うと、

この問題を乗り越える為に真摯に行動し、

問題解決にむけて障害を乗り越えたならば、

 

それは、社会(MC)にとって調和であり、希望となるのです。

 

今は確かに、困難で

一番苦しいところにいるかもしれない。

 

でもその先にMCと120度トラインという角度があるのならば、

この困難から逃げずに立ち向かえば

希望はあるということです。

 

火星も調停している

射手座の新月のホロスコープの中で

火星もよい位置にいます。

(水色の丸)

 

ヘッドと180度オポジションの位置にいる

テイル・水星・太陽・月

 

この緊張を調停しているのが火星です。

 

火星とヘッドが60度セクスタイル

火星とテイル・水星・太陽・月が120度トラインです。

(水色の直線)

 

この火星は2ハウスと7ハウスに関係して

7ハウスに入っています。

 

火星はトラブルや暴力、アクシデントといった意味がありますが

火星のエネルギーを良い方向で使うと

やる気や活力になります。

 

2ハウスは収入や自己価値を意味する場所

7ハウスは対人関係やパートナーを意味する場所です。

 

自分が大事だと思う価値観を大切にすること、

自分自身の価値を大事にすること、

 

それは同時に、自分だけの独りよがりではなく、

大切な誰かの為になることであること

 

その為に力を注ぐことが、

この先(ヘッド)への希望になるし、

 

過去の問題(テイル)や人の往来・流行・肺炎(水星)

社会(太陽)・身体や日常(月)が絡む問題への

解決の糸口になるはずです。

 

大事なのは、思うのではなく

やる気をもって「行動」することです。

 

火星は「行動」を意味する天体です。

しかも熟考して動くのではなく、

熱く、すぐ、行動することです。

 

自分が大事だと思うこと、

自分の価値を高められること、

そしてそれが同時に誰かの為になること、

 

その為に、「今」行動することが大事です。

 

1つ注意するならば、

この火星はゆるく2つのTスクエアを作っています。

 

ASC(今現在)・火星・MC(社会)のTスクエアと、

冥王星(破壊)・MC(社会)・火星のTスクエアです。

 

なので、火星の力を自分や相手の暴力に使うと

更なる困難な状況に陥れることになるので、

 

怒りで自分や相手を傷つけるのではなく、

あくまでも、情熱ややる気、突破口として

自分や相手の為に力を注ぐように意識しましょう。

 

この1週間を大切に.いよいよ風の時代へ

射手座新月からの1週間は

星の動きが目まぐるしい1週間です。

 

12月15日 射手座新月・皆既日食

12月17日 土星水瓶座入り

12月19日 木星水瓶座入り

12月21日 冬至

12月22日 木星と土星 水瓶座でコンジャンクション

 

この12月22日に木星と土星が重なることを

グレートコンジャンクションと言いますが

この日から風の時代がスタートすると言われています。

 

木星と土星が同じサイン(星座)で重なるグレートコンジャンクションは

20年に1度あるそうです。

 

サイン(星座)は4つのエレメントに分かれていますが

(火・地・風・水)

この木星と土星の重なりは、

約200年~240年同じエレメントで重なります。

 

1802年~現在まで、「地」のエレメントで

グレートコンジャンクションを繰り返してきたので

「地の時代」だったというわけです。

 

「地」とは物質的な豊かさを求めて、

目に見えるものに価値観を見出し、

積み上げていく時代。

 

1802年からの約200年は、世界は急速に近代化し、

産業革命を経て、大きく発展しました。

 

生活は便利になり、物は豊かにあふれ、

逆にあふれすぎているのが現代。

 

その2020年12月22日に

「風」のサインである「水瓶座」で木星と土星が重なることで

「地の時代」から「風の時代」へと変わるわけです。

 

200年~240年サイクルで移り変わる天体の一大イベント。

なので、この日1日でどうにかなる、というものではなく、

これから約200年かけて、

人々の価値観も生活も大きく変わっていくのだと思います。

 

200年~240年に1度のこのサイクルの変換期に

今まさに生きている私達は、

まさに稀有な時の流れに身を置いていることになります。

 

きっとそれがどういうことであったのか

わかるのはずっと先の未来かもしれませんが、

 

今この時を生きている(生かされている)ことに感謝し、

このカウントダウンの1週間を1日1日大事に生きていけたらな、

と思います。

 

現実に見える世界は、

今まさにコロナウイルスが拡大し、

それがどういう意味なのか、

何が正しくて、何が正しくないのかもよく見えない中にいますが、

 

でもいつの時代であっても大事なのは、

自分が幸せであり、

そしてそれが周りの人によい影響を与えられることであることです。

 

コロナウイルスの影響で

オンラインに光があたり、

 

世界中どこにいてもオンラインで簡単に繋がれることが

実証されたように、

 

世界は離れていても、

結局は1つで繋がっているということ。

 

それはいい意味でも、悪い意味でも。

 

遠くのどこかの不幸は

自分の不幸でもあるということ。

 

だから、よいエネルギーを循環していかなければ、

結局は自分自身も幸せにはなれないということ。

 

自分だけではなく、

自分のまわりも。

そして世界も。

 

射手座新月でもあるので

目線を世界にまでむけて

 

この1週間を過ごしていけたらと思います。

 

射手座新月の星読みでした。

読んでいただきありがとうございました!

 

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