星よみ

【天秤座満月】何のバランスがとりたいのか.本心にある情熱は何か

こんにちは。

今日は天秤座満月の星よみを書きたいと思います。

 

天秤座満月の星よみ

2020年4月8日11:35天秤座18.72度で満月になります。

 

満月のホロスコープは次の新月までの2週間の様子を表すと言いますが、

この天秤座で起こる満月のホロスコープは何を表しているのでしょうか。

ゆっくり、ひとつずつ紐解いていきたいと思います。

 

春分図のホロスコープに似ている

まず第一に見て、一番最初に思ったこと。

2020年3月20日の春分のホロスコープによく似ているということです。

比べてみてください。

左が3月20日の春分図 右が4月8日の天秤座満月

 

もちろん全く同じではありませんが、

ハウスの位置関係がほぼ同じです。

そして下で束ねている天体があるという特色も似ています。

 

春分のホロスコープというのは、

その春分の日から次の春分の日までの1年間を表すものでした。

3月20日前後のことを言っているのではなく、

この先の1年間の運勢だよ、ということ。

それを、今一度、思い出させるべく、

そして今現在の問題点も含めて、あえて強調して教えてくれようとしているのだと思います。

春分のホロスコープが何を言っていたかは、こちらをご覧ください。

 

春分図からわかること【春分の星よみ】

2020年はどういう年?【春分の星よみ】その2

 

春分の時点で様々な問題点があることを、星は伝えていました。

今現在、その内何を改めて強調して伝えようとしているのか、見てみたいと思います。

 

MCと太陽/ジュノーと月

3月20日の春分図では社会性を表すMCと、争いや災害を表す小惑星ジュノーが

180度オポジションという真反対の位置にいました。

春分図ではこの小惑星ジュノーがとても重要な意味を示していて、

この春分の日からの1年間の様々な困難や不安、混乱はこのジュノーが鍵をにぎっていました。

 

4月8日の天秤座満月では、このジュノーの隣に満月となる月がいます。

そして社会性を表すMCの隣には太陽がいます。

 

下の黄緑色の丸がジュノーと月、

オーブは広めですが重なっています。(コンジャンクション)

 

コンジャンクションは意味を強調します。

ジュノーの争い、災害。

月の日常、生活、家庭、家族、心、内面、感情。

 

ジュノーの示している問題事、

おそらくコロナウイルスによる不安や世界的な危機状態、

あるいはコロナウイルスをめぐっての様々な議論、

それらが、私達の日常である生活や、心に大きく影響を及ぼしているということを

この重なりは示しています。

 

そして、上の黄緑色の丸がMCと太陽、

これも重なっています。(コンジャンクション)

 

MCは社会性、仕事や社会的な立場を表します。

また満月など特定の時間を切り取った瞬間のホロスコープを見る時に、

その瞬間にMCやASCがそこにある、ということは

そのタイミングでそこにあるという稀有な状況を表すので、

その意味合いの現実性が増しますよ、ということになります。

 

そして太陽は生きる目的や人生観、社会などの公的な意味合いを示します。

 

その社会であるMC、太陽と、

真反対にあるジュノー、月。

180度であるオポジションは向かいあってゴムを引っ張り合っているような、

そんな高い緊張感を示しています。

この緊張状態、対立とも言えますが、

社会と個人、国と私達、仕事と家庭、そんな真反対にあるもの同士の緊張状態を、

しかもそこにコロナウイルスというとても大きな問題事を抱え、

不安に揺れ動いている私達の心の緊張状態を、

どう乗り越えていくのかを、見ていかなくてはいけません。

 

ジュノーの隣にいる月が引っ張っている天体

3月20日の春分図で、ジュノーがホロスコープの下の位置で

様々な天体を引っ張っていたように、

この満月図ではジュノーの隣にいる月がいくつかの天体を引っ張っています。

黄緑色の線で引いてあるものです。

左から順に言います。

月と金星・・135度セスキコードレート【対処不能な困難、障害、怒り】

月と天王星・・165度クインデチレ【強迫観念、激変、別離、病気】

月と太陽/MC・・180度オポジション【緊張、対立、衝突、葛藤、否定】

月と海王星・・150度クインカンクス【不調和な困難、病気、経済問題】

 

これらを1つずつ(長くならないように!)説明したいと思います。

 

月と金星135度が表す対処不能な困難

まず共通している鍵である「月」

この満月図での「月」は1ハウスと12ハウスを支配し、4ハウスに在住しています。

1ハウスは健康状態を表し、12ハウスは見えないものを表します。

見えない敵や、自由が制限されることを表すのも12ハウスです。

4ハウスは家や家族や育った地域も表します。

 

月は光を受け止めるものであり、その受け止め方が不安定になるとバランスを崩します。

月が入っているサイン(星座)は天秤座で、

天秤座はバランスを重視する星座です。

月が他の天体ととっているアスペクト(角度)を見ると、

どれも困難なものを示しているので、

この月は今、真反対にある太陽(国や社会)からの光の受け止め方が不安定になっており、

敏感で傷付きやすく、感情的な不安定さにあると言えます。

 

1ハウスの健康状態に対する不安、

12ハウスの見えない状況となっているもの・・コロナウイルスであり、様々な情報であり、国の動きであり、

そして自由も制限されている状態。

12ハウスは引きこもるという意味もあるので、4ハウスの家であり、今いる地域であり、

動かずに引きこもるような状態になっていることへの不安でもあります。

 

135度の対処不能な困難である角度をとっている「金星」は

喜びや楽しみを表す天体です。

芸能や芸術も金星が表すものであり、

物質的な安定・安心も金星が表すものです。

 

この時の金星は4ハウスと11ハウスを支配していて、11ハウスに在住しています。

4ハウスは家や家庭、またその人の安心する帰るところ居場所も表します。

11ハウスは、横のつながりです。友達であり仲間であり、サークルであったり。

そして理想や夢も11ハウスの表すものです。

 

「おうちで過ごそう」と言われる今、

家がその人にとっての安心して帰れる居場所であるのかどうか(4ハウス)

その人にとっての喜びや楽しみを表す(金星)場所であるのか。

その家には(4ハウス)、物質的な安定や安心(金星)はあるのだろうか。

 

月も4ハウスにいますね。

居場所である家(4ハウス)が安心できる場所であってこそ、

心(月)は安定するのです。

 

仕事に行かなくても、

仕事を失ったとしても、

「おうちで過ごそう」と言われて、簡単に家にいられるほど、

物質的な安心安定がすでにある人が世の中どれくらいいるでしょう。

 

仕事に行かなくても、

仕事を失ったとしても、

ご飯が食べれて、家賃が払えて、このまま蓄えだけで1年位やっていける、

そんな安心安定をすでに持っている人がどれ位いるでしょう。

 

楽しみ・芸術関係・文化(金星)も、

友達・仲間・横のつながり(11ハウス)もできるだけ、今は距離をとらねばならない。

 

だからこそ、月はこんなにも不安定で、

だからこそ、どう対処していけばいいかわからない困難のただ中にあるのです。

 

 

月と天王星165度が表す強迫観念

天王星は8ハウスを支配して、10ハウスに在住しています。

天王星は突然の変化を表します。

コロナウイルスの感染拡大によって、

ほんの数ヶ月前までには考えも及ばなかった現実が今、起こっています。

8ハウスは生死を示します。

10ハウスは社会です。

人の生き死にも、社会としての生死も、今危機に直面している現実。

 

165度クインデチレは病気にも関連すると言われている角度であり、

また強迫観念も意味します。

強迫観念・・いくら打ち消しても心に付きまとって離れない不安

 

強迫観念にとらわれたバランスの崩れた不安定な心(月)

それが反社会的な動きへと暴発しないよう、心に留めないといけないと思います。

天王星は反逆的な狂気という側面も持っています。

自由への欲求が違った意味で暴発してしまうと、それは破壊的な反社会性を生んでしまう。

 

これはそうならないようにという警告だと受け止めていいと思います。

 

月と海王星150度が表す病気・経済問題

海王星は見えないもの、混乱、不安、病気を表し、

芸術や芸能も海王星が表すものです。(先述のように金星も芸術を表します。)

 

海王星は9ハウスを支配し、8ハウスに在住しています。

9ハウスは外国や遠方などを表しますが、

その遠方という意味は距離的に遠いという意味もあれば、

「長期的な動き」という意味もあります。

コロナウイルスの影響が長期化するだろう(9ハウス)と言われていることへの混乱や不安(海王星)

8ハウスは先ほどと同じです。

生死を表し、また金融・経済も表します。

生死に対しても、経済に対しても、先行きの見えない不安。

 

150度の角度そのものにも病気や経済問題といった意味合いがあるので、

月が示す日常生活、私達の心が、今、長期的に先が見通せないこの病気と経済問題に

とてつもない不安と混乱の中にいることを、強調しています。

 

木星と冥王星のコンジャンクション

今年の1月に冥王星と土星が重なった話は

ブログでも書きました。

春分図の話の中でも書いたかな。

 

土星は水瓶座に移動していき、冥王星と離れていきつつありますが、

現在は木星と冥王星が重なっています。(コンジャンクション)

下の濃いピンクの丸が木星と冥王星の重なりです。

 

タイトに木星と冥王星が重なったのは4月5日の日曜日でした。

その重なった時間に「世界同時瞑想」なんて動きもあったようですが、

それについては、ここでは触れません。

 

天体には運行速度に違いがあります。

その違いによって、私達にどう影響するのかが違っていて、

【月・水星・金星・太陽・火星】は個人に影響を与える天体

【木星・土星】は社会に影響を与える天体

【天王星・海王星・冥王星】は潜在的な意識に影響を与える天体

と言われています。

天王星、海王星、冥王星は潜在的なので、個人個人でその影響を意識しづらく、

また個人個人でどうこう扱うのが難しい天体であるということです。

 

なので、土星と冥王星のコンジャンクションにしろ、

木星と冥王星のコンジャンクションにしろ、

社会的や個人の潜在的意識に影響を与えますが、

自分自身でどうこう対処できる領域を超えているということです。

 

木星と冥王星のコンジャンクション(重なること)は

2020年の間に全部で3回起こります。

 

木星は拡大発展の天体であり、冥王星は破壊と再生の天体です。

2020年、木星と冥王星は何度か重なりあいながら、

社会を根底から覆そうとしているのかもしれないし、

それは個人ではどうすることもできません。

 

だからといって、あきらめて自分勝手にしていいというわけではないけれど。

そういう年なんだな、と腹をくくるのと、

決して破壊して終わりではないんだということ。

破壊と再生だから、再生の為の破壊であり、

よりよくする為の破壊であると肝に命じること。

 

個人でどうこう扱えないにしろ、

個人は個人でやるべきことがあるし、

今だからこそ向き合うことがあるんだと思うべきです。

 

火星と天王星のスクエア(90度)

先日水瓶座に移動した土星。

【3/22土星水瓶座入り】今起きている問題.2020年は重要な年

それを追いかけるように水瓶座に移動した火星。

【火星水瓶座入り】山羊座の秩序があった上での個性

 

現在火星と土星はゆるく重なり、

それぞれ天王星と90度の角度をとっています。(スクエア)

上の赤い丸が火星と土星。

赤い線で表しているのが90度、天王星スクエア。

 

火星は冥王星と違って、個人に影響を与える天体です。

うまく影響を受ければ、活力ややる気に繋がります。

悪く出ると暴力やトラブルに繋がります。

 

この時の火星は5ハウスと10ハウスを支配して、7ハウスに在住しています。

5ハウスは娯楽やテレビやスポーツ、10ハウスは社会、

今打撃を受けている分野です。

そして、気になるのは7ハウスは対人を表す場所で、配偶者などのパートナーも意味します。

 

天王星と火星の組み合わせは、一般的に事故や怪我に関係する組み合わせです。

そして90度はその危険性をもった角度です。

 

長く続く自粛生活、先行きの見えない不安、

それが暴力となって爆発した時、一番身近で起きやすいのは家庭内です。

特に今は家にいることが求められているわけだから、

そうした家庭内のDVが増えているという報道もありました。

 

不安があるから、イライラが募り、それが弱い者へと向けられる暴力に繋がってしまう。

その根底の不安、

未来への不安、経済的な不安、それらを解消しないことには、

ウイルスが人を傷つけるよりも、人が人を傷つけることになってしまう。

それは避けねばいけません。

 

では、どうすればいいのか。

 

調停の水星。水星を正しく使う。

この天秤座満月のホロスコープで救いとなる調停のアスペクトをとっている天体があります。

ASCに対して120度トライン、

木星と冥王星に対して60度セクスタイルの角度をとっている「水星」です。

水色の丸が水星、水色の線がそれぞれ120度と60度のアスペクトを表す線です。

 

水星は3月24日の牡羊座新月の時も良い位置にいました。

【牡羊座新月】この状況にも希望はある.はっきり見る.子供の目で見る

 

水星は知性とコミュニケーションを表す天体です。

それらを正しく使うことが求められているということです。

 

知性が正しく働くと、「論理的な精神」が働き、「理論的に構築していく力」となり

それが正しい「組織力」として発揮していけます。

・・・

なんだかわかりづらいですね。ひとつずつ。

「論理的」・・キチンと筋道を立てて考えること

「理論的」・・個々の現象や事実を一つにまとめて説明する為に、筋道を立てること。

 

要は乙女座の領域ってことですね。

水星は乙女座と双子座の支配星です。

その乙女座は現実を分析していく星座。

憶測や感情ではなく、「現実」を見ること。

現実にそった正しい知識で物事を考えることが大事であると。

そしてそれは一人一人が勝手に解釈して行動するのではなく、

現実にそった規範の中で、組織として行動することが大事であると。

 

もう1つ、水星を支配星にもつ双子座のコミュニケーション。

これも正しくコミュニケーションを扱わないとダメだということで、

自分勝手なコミュニケーションではなく、

相手の立場に立って、考えること。

 

自分の行動が、その先の何に繋がっているのか、

その先、その先にいる相手を想像する力が今必要だということです。

 

当たり前でいて、当たり前にできていない。

「コロナ疎開」という言葉もあるそうですが、

緊急事態宣言を受けて、外出自粛を要請されたところから、

感染が広がっていない地域へ移動することが、どういうことに繋がるのか。

 

知性があるから人間であり、

理性があるから人間であるのだから、

今一度、その知性を考えるべきだというのが、この調停の意味なのでは、と思いました。

 

天秤座満月。何のバランスをとるのか。

えらく長くなっていてスミマセン。

もはや誰も読まないのではないだろうか・・

という思いもあるのですが。

 

天秤座で起こる満月。

向かい合う星座は意味を補い合います。

天秤座の向かい側は牡羊座。

ちょうど満月というのは月と太陽が向かい合う位置にいる時のこと。

 

個人プレーの牡羊座に対し、

天秤座は対相手、パートナーを意味する星座。

そして対相手とのバランス、

個人プレーではなく、みんなが公平にバランスよく平和でいられることを望む星座。

 

バランスをとることは大事なことです。

公平さも必要。

平和ももちろん大事。

 

でも天秤座の欠点は、突破力に欠けることです。

二者択一の偏りを嫌い、優柔不断になりがちです。

 

この天秤座の星よみのブログを書き始めたのは、

まだ緊急事態宣言を出さない、と政府が言っていた時期だったので、

この国の決断力のなさ(と言ってはいけないのかな。)は

あと、オリンピック延期を決める前の時もそうですが、

 

あっちも立てて、こっちも立てて、

あっちも考え、こっちも考え、

何に対しどうバランスをとればいいのか見失い、

突破力を失った天秤座の悪い部分が出ているのではないか、と思いました。

 

個人レベルでも、この「何のバランスをとればいいのか」「何をどう決断していいのか」

に迷っている人は多いと思います。

 

1人1人が自分の事情ではなく、社会の為に、とわかっていても、

現実的に今仕事を休んでしまったら、食べるにも困ってしまう人もいるかもしれない。

 

今、お店を閉めてしまったら、

家賃はどう払ったらいい?と思っている人もいるかもしれない。

 

国の休業補償も現金給付もなかなか国民の納得できるものではないらしいし。

 

何をどう優先させたらいいか。

 

でも、やっぱり、何がどうであっても、

一番は「命」であるし、

でも、その守る「命」も、食っていけねば存続することができない。

 

だけれども、

だからこそ、

 

命を守り、

社会に感染を拡げないことを守り、

そして、自分が生き抜いていける生活を守る。

 

この3つが共存できる術を、探していかなくてはいけない。

 

特に、3つ目、

自分自身の経済状況。

最低限の生活が守れる状況が、今今、危機的状況ならば

それはきっとコロナウイルス以前に、もうすでに危ういものだったのかもしれない。

 

命が大事。

社会に感染を拡大させないことが大事。

そして、

今、自分の生活の為に

何を守り、

何を諦め、

何を手放していくのか。

 

それがわからない場合は、向かい合った牡羊座をヒントにする。

ガムシャラに危険を顧みず、突き進んでいける情熱のあるものならば、

国からお金を借りるとか、何か手段を考えて守り進んでいくしかない。

 

でもそれが、天秤座的な社交辞令であったり、相手の気持ちを害さない為に、

自分の本位ではなかったけれど頑張ってきたものであったならば、

そこはきっと、もう壊れていく分野なのかもしれない。

 

自分も含め、

難しいことではありますが、

 

バランスは永遠に保てるものではなく、

生きていく中で、何かの比重が変われば、とれていたバランスも崩れてしまう。

 

自分がバランスをとろうとしていたものが何であったのか。

それは周りから見て、キレイで格好よくて素敵にみえるだけのものであったのか、

自分の本心から情熱をもってやりたいことだったのか、

 

今一度、真剣に向き合うことで、

突破口をひらいていこう。

 

たくさんメッセージがありすぎて、

長くなりすぎましたが、

これが私の天秤座満月の星よみです。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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