占星術の基礎知識

天体のお話①その年齢域を育むこの重要性【月】息子/娘/私の場合

こんにちは。

今日は占星術の基礎知識のお話です。

前回の占星術の基礎知識は12星座のお話でした。

これとこれ。

太陽星座と月星座/12星座の性格と成長①

12星座の性格と成長②~どの星座も自分の中にある~

 

今日は10個の天体のお話です。

12星座ほど興味がないかもしれませんが、ぜひ読んでみてください。

 

占星術では何を重視してみるか?

まず最初に、大前提として、

占星術でホロスコープを見る時に、何を重視して見ていくのでしょうか。

 

星占いと占星術の違い でも書いたように、

占いというと、大抵の人は「私は○○座」と星座をもとに話をします。

太陽星座が射手座で、月星座が天秤座で、金星が山羊座で・・・

 

でも実は、占星術で大切なのは、その人が何星座なのか?よりも

天体やハウスです。

 

天体と天体がどういう関係性をもっているか(天体と天体の位置関係→アスペクト)

天体がどのハウスに入っていて(在住ハウス)、

その天体がどのハウスに関連を持っているのか(支配ハウス)

そっちの方が重要です。

 

何故ならば、

例えば太陽が射手座だとして、

太陽はその人の生き方や人生観が現れる天体なので、

そのまんまの意味ならば、太陽が射手座にある人は、

向上心があり、より高みを目指し、

夢を追って情熱的に進んでいく生き方をしていくはずです。

 

ところが、特に夢も目標もなく、向上心もなく、

いつも後ろ向きで何も行動を起こそうとしない射手座太陽だったとしたら、

その太陽を活かせない、

太陽を輝かすことのできない原因がどこかにあるということになります。

 

その原因がどこに表れるかというと、

例えば、2ハウスに太陽があり、8ハウスに土星があって、

この太陽と土星は180度の真反対、オポジションの関係にあったとします。

 

この場合の太陽は2ハウスの在住しているということになりますが、

2ハウスには自分が稼ぐお金とか、

自分自身に価値があるという感覚、といった意味があります。

 

なので2ハウスにある太陽の人生観、生き方は、

自分が稼ぐこと、自分自身に価値があるかどうか、

ということと意味が深くなります。

 

そこに、反対側に土星が180度の位置にいると、

土星の制限や抑圧、コンプレックス、試練といった意味を

強く受けることになります。

 

土星からの180度の関わりは、傷を作ります。

つまり、自分が稼ぐ力、自分には価値があるかどうかを気にしているこの太陽は

その部分について、傷を持つことになります。

コンプレックスです。

そして傷を持つにいたる経験もどこかできっとしています。

 

土星からの制限、抑圧を受けて、

すぐすぐ簡単には射手座の太陽を活かせない生き方をすることになるのです。

 

だから人の性格も、人生も、星座ひとつだけでは表せないのです。

天体同士がどういう関係を築いていて、

どういう関わりを持っていて、

ハウスともどういう関わりを持っているのか、

 

いろんな角度から見ていかないと、

人の人生なんていうものは、わからないのです。

 

天体を知る

前置きだけでスッカリ長くなってしまいましたが、

(前置きだったのか・・笑)

それでは星座とはまた別に、天体とは何なのか、

天体が何を表しているのかを、まずざっくり見ていきたいと思います。

 

天体の年齢域

天体には「年齢域」というものがあって、

その天体が大きく関わっている年齢を意味します。

次にあげる天体の年齢域は一般的に言われているものです。

説によっては少し年齢が異なる説もあります。

そして、重要なのは、この年齢域はあくまで一般論であり、

個人による差が大きいということです。

 

星座やこの後書くハウスもそうですが、

それぞれ成長していく過程というのは、

その段階をひとつずつ踏んでいかねばならないということです。

 

どういうことかと言うのは、

まず年齢域を書いてから、その後に言います。

 

月【0歳~7歳】・・幼児期、母親の刷り込み、幼すぎて自覚しづらい。

幼少期に育まれる中で刷り込まれていくものなので記憶には薄い。

食べ物の好み、生活習慣、先天的な好み、感情的な基礎の部分

 

水星【7歳~15歳】・・学習期、日本で言うとちょうど義務教育の期間にあたる。

他人とのコミュニケーション能力を育む時期。

 

金星【15歳~20代半】・・思春期。後天的な好みが育まれる時期。

恋愛を経験する時期。

 

太陽【20代半~30代半】・・人生を意識する時期。

生き方、人生観など自分の核となるものが育まれる時期。

 

火星【30代半~40代半】・・活動期。

情熱をもって生きる時期。

 

木星【40代半~60歳】・・発展期。

人生の幸運を受け取る時期。

 

土星【60歳~70歳】・・完成期。

人生の決算時期。

 

 

天体の年齢域の個人差とは

生まれてから晩年期まで、おおよそのそれぞれの天体が担当する時期というのが

年齢域ということになりますが、

当然ながら、0歳から順番に育まれていくわけです。

 

その年齢に到達したら自然とその年齢域に育まれるべきことが修了しているのではなく、

それぞれの生き方、育まれ方で未収得のまま、

その年齢域を過ぎてしまうこともあるわけです。

 

どういうことかと言うと、

例えば、義務教育期間である水星の7歳~15歳の時期。

この時期は文字通り、学校で勉強をしますよね。

学習するということの基礎を育む時期ですし、

自分以外、家族以外の他人とのコミュニケーション能力を育む時期です

 

この他者との関わりを育む時期に、そのスキルをうまく育めなかった人は、

例え年齢が15歳を過ぎ、50歳になったとしても、極端な話、まだ水星期を生きているのです。

50歳になったとしても他者と関わりを持てず、社会へはばたくことが出来ず、

家の中で引きこもりとなってしまう、なんてこともあるのです。

 

また、金星の思春期である15歳~20代半に、

恋愛するという感情をうまく育めなかった人

あるいは人生の花ひらくような喜びを知らむままその時期を過ぎると、

 

20代半を過ぎても、40歳になっても50歳になっても、

まだ中学生のような自分勝手な恋愛しかできなくなる場合もあったりします。

 

20代半~30代半の太陽の時期はどうでしょう。

人生ってなんだろう。

自分らしさってなんだろう。って考えた時期はないですか?

(私は10代後半~20代前半はずっとそんなことばかりを考えていたような気がします。)

 

この太陽の時期まで、30代半までに、

自分がどう生きるのか決定することは、とても重要です。

 

この太陽の時期で自分の人生観を持たないということは、

その先の天体の年齢域で、それぞれの天体がうまく扱えなくなります。

 

もちろん、この太陽に至るまでの時期に、

それぞれの年齢域で、その天体の育まれるものが育まれて初めて、

太陽の時期に人生の目的を考えることに到達できるのだと思います。

 

だから、やはり、下から順番に積み上げていかなくてはいけないのです。

 

この太陽の時期に生き方のコアができていないと、

火星の時期30代半~40代半で暴走してしまいます。

火星のエネルギーが暴走してしまうのです。

 

火星はうまく使えば活力になり、

この時期バリバリに働いたり活動したりして情熱的に生きることができます。

 

でも、うまく扱えないと、

火星は暴力となって現れます。

誰かを傷つけることにそのエネルギーを使ってしまうこともあるのです。

 

10個の天体

全部の天体の年齢域の個人差には触れてませんが、

ざっくり、その年齢域をうまく過ごせなった時の弊害をあげました。

では、月から冥王星までの10個ある天体について、順番にお話していきます。

 

【月】物心がつく幼児期

【月】年齢域・・0歳~7歳 支配星座・・蟹座

12星座を1周する時間・・約27.3日~約29.5日

1つの星座を通過する時間・・約2.5日

 

夜空に白く光りを放つ月。

私は月を見るのがとても好きですが、

月は自ら光を放つのではないんですね。

太陽は自らが光を放ち輝くけれど、

月はその太陽の光を受け止めて反射して光っているのです。

 

そのため月には、光を受け止める→受動的、受け入れるという意味を持ちます。

外側に対してそれに反応する内面=心を表します。

 

月の形は日々満ち欠けで変わるように、

月が意味する心も変化が激しいものです。

なので、月には感情的な不安定さや、物質的な不安定さ、

変化、弱さ、恐れといった意味もあります。

 

また月は記憶を意味し、

その記憶の中には潜在的に、無意識的に刷り込まれた記憶も含みます。

本能や、潜在意識、子供の頃の刷り込み、と言った意味も月が示すところです。

 

月の年齢域が0歳~7歳であるので、この頃に家族、特に関わりの深い母親からの刷り込みが

その人物の人格形成に大きく影響を与えると言われています。

毎日繰り返される日常(これも月の意味)の中で、育まれた無意識の感情は、

その後の人生の基盤となるのです。

 

「インナーチャイルド」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

「内なる子供」という意味で、子供時代の記憶や感情のことを言いますが、

月が示しているものを知ることも、

自分では気づかない「内なる子供」を知る手がかりになるかもしれません。

ただし、単純に月が何星座だからどうこうといった星座だけで

全てがわかるものでもないです。

 

月が入っているサイン(星座)だけでなく、月が他の天体とどういう関係性を持っているのか、

月が入っているハウスや、月が関連しているハウスにはどういう意味があるのか、

などなど総合的に見ていかないとわかりません。

 

私の身近なところでの【月】の考察

私の身近なところで言うと、

私の9歳の息子は、月がASCとピッタリと重なっています。

 

ASCは自分自身の始まりの位置なので、息子の資質そのものに、月である幼少期の出来事や、

月である母親の影響がものすごく大きく影響していることがそこからわかります。

 

また、私には25歳の娘もいますが、

娘の月は土星と180度オポジションの位置にいます。

しかも土星は2ハウスに入っているので、

2ハウスの意味する「自分自身の価値」が土星によって傷付けられています。

(トラウマや、何か抑圧する感情をもっているはずです)

それは、反対側にいる月が影響を与えていて、

月はこの場合、母親である私であると思います。

 

私と娘の仲はとても良好ですが、

でも、母親である私が、娘の人生に決定的な衝撃を与えた事実があるのを

当事者であるので、当然知っています。

 

それでも、娘は普通だったらもっと荒れてもいいはずの状況下でも

とても真っすぐに実直に強く、自分の人生を歩んでいます。

それは娘のまわりにいる人達の支えにもよるものであるし、

娘自身の努力でもあるし、

そして、もしかしたら、月の年齢域である幼少期は

それなりに安定していたのではないかな、と思います。

 

月から育んでいく重要性

下から物事は順番に積み上げていかないと、

物事はバランスが取れずに崩れてしまいます。

 

だから、月から順番にその時期、育むものを、育んでいかないといけません。

一足飛びに成長はできないのです。

 

とは言っても、実際にその年齢域に戻れるわけではありません。

幼少期が満たされなかったからと言って、0歳からやり直せないように、

その年齢でもう一度積み上げなおすことはできない。

 

でも、その時の傷を知ったり、

満たされなかったものを知ったり、

今、それを知ることで、今改めてすべてを育むことは難しいかもしれないけれど、

まったくゼロではないと思います。

 

私自身は、月の年齢域の頃、

前にも書きましたが、キラキラしたものが好きでした。

キレイなドレスのような服を着たいを思っていました。

これは月が天秤座なのが影響していると思います。

 

6歳の時、衝撃的な出会いがあり、

「バレエ」なんですが、

衝撃的に、とてもそれを熱望しました。

それはいつか書きますが、ホロスコープの時期的反応にも出ています。

 

また月が入っているサイン、天秤座の支配星は金星です。

金星は私にとっては「バレエ」を意味している天体です。

(金星の話を書く時に説明します。)

 

私の月は、

月が入っている天秤座の支配する金星をすごく必要としていて、

強烈にバレエがやりたかった。

でも親の反対でできなかった。

 

そこが強烈に私の中で満たされなかった月の領域です。

 

私はその後、26歳でバレエを始めるのですが

(それもホロスコープの時期的反応にハッキリ出ています。)

今現在もバレエを続けています。

 

生きるか死ぬかと問われたら、バレエをとる位、異様な執着です。

(質問の趣旨を理解していない。笑)

 

私は無意識のうちに、育めなかった月を自分の意志で満たし、

だからこそ、どうしても今なお、死ぬまでバレエを必要以上に必要としているのです。

 

ある意味、満たされなかったものの執着が強ければ強いほど、

それは強烈にその後の人生に影響を与えるのだという例です。

 

書いておきながら、あまりいい例えじゃなかったな、と気付きましたが、

まぁ、それでも、私は私の満たされなかった月を、今は満たしているので

ある意味とても幸せです。

 

でも1つ言えることは

月の年齢域のお子さんがいる人は、

そのお子さんの月が欲している欲求は、

月の年齢域のうちに十分満たしてあげた方がいいです。

 

さて、10天体のことを書くと言いながら、

またまた非常に長くなったので今日は【月】のことまで。

このペースじゃ10天体全部を書き終わるのはいつの日になるのか。笑

ボチボチ書いていきますね。

 

ということで今日も長くなりましたが

読んでいただき、ありがとうございました!

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